結膜疾患

新生児結膜炎

Dr.髙田

新生児結膜炎(Neonatal conjunctivitis)とは、生後28日以内の赤ちゃんに見られる眼疾患です。

眼球の白い部分とまぶたの内側を覆う結膜が炎症を起こすと、新生児結膜炎と診断されます。

細菌やウイルスなどへの感染が原因として考えられますが、重症化したり失明したりする可能性もありますので、早めの受診と治療の開始が望まれます。

当記事では、新生児結膜炎の病型や原因、治療方法について詳しく解説します。

この記事の著者

Dr.高田尚忠(高田眼科 院長|ひとみ眼科 / フラミンゴ美容クリニック 眼瞼手術担当医師)

名前 / Name  
高田 尚忠(たかだ なおただ)
高田眼科 院長|ひとみ眼科 / フラミンゴ美容クリニック 眼瞼手術担当医師
岡山大学医学部卒業後、郡山医療生活協同組合 桑野協立病院などの様々な医療機関を勤務し、現在は高田眼科の院長を務める。2022年3月より、名古屋市内の伏見駅近くのフラミンゴ眼瞼・美容クリニックを開院。

所属:日本眼科学会日本形成外科学会日本眼形成再建外科学会

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高田 尚忠
高田 尚忠(たかだ なおただ)
高田眼科 院長 |ひとみ眼科 / フラミンゴ美容クリニック 眼瞼手術担当医師
所属学会:日本眼科学会、日本形成外科学会、日本眼形成再建外科学会
岡山大学医学部卒業後、横浜形成外科の二木 裕先生に師事。 郡山医療生活協同組合 桑野協立病院などの様々な医療機関を勤務し、 現在は高田眼科の院長を務める。 眼科医と形成外科医の知識と、これまでの豊富な眼瞼手術の術者としての経験をもとに、2022年においては年間2,000件超える眼瞼下垂症手術を手がけております。 2022年3月より、名古屋市内の伏見駅近くのフラミンゴ眼瞼・美容クリニックを開院。

新生児結膜炎の病型

新生児は免疫系が未熟なため、結膜炎を起こしやすいです。

新生児結膜炎には、新生児封入体結膜炎や新生児膿漏眼、細菌性結膜炎やウイルス性結膜炎などの病型があります。

病型特徴
新生児封入体結膜炎クラミジア・トラコマチスが原因。生後1~2週間で発症する。
新生児膿漏眼淋菌が原因。生後1~3日で急性発症する。
細菌性結膜炎細菌への感染が原因。風邪のような症状とともに発症する場合が多い。
ウイルス性結膜炎ウイルスへの感染が原因。粘り気のない目やにが多量に出る。
化学性結膜炎化学物質への反応で発生。赤みや腫れが主な症状。
新生児

新生児封入体結膜炎

新生児封入体結膜炎(しんせいじふうにゅうたいけつまくえん)は、新生児における結膜炎の40%を占めています1)

クラミジア・トラコマチスが原因であり、大人の場合は「クラミジア結膜炎」と呼ばれています。

生後1週間から2週間で発症し、比較的軽度な膿を伴う結膜の腫れを示すケースが多いです。

新生児膿漏眼

新生児膿漏眼(しんせいじのうろうがん)は淋菌が原因で、大人では淋病性結膜炎と呼ばれます。

出産時に母親から感染するリスクがあり、生後1~3日ほどで急に発症して急に進行します。

新生児結膜炎全体の1%未満の発症率ではありますが、進行すると角膜に影響を及ぼして失明する可能性があるため注意が必要です1)

細菌性結膜炎

細菌性結膜炎は、インフルエンザ菌や肺炎球菌、マイコプラズマなどの細菌による結膜炎です。

細菌が原因の結膜炎はほとんどが片目で発症し、膿のような粘度の高い目やにが多量に出ます。

また、発熱やのどの腫れといった風邪の症状を併発するケースもあります。

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細菌性結膜炎

ウイルス性結膜炎

新生児におけるウイルス性結膜炎の主な原因は、単純ヘルペスウイルス1型および2型への感染(ヘルペス性結膜炎)です。

ただし、アデノウイルスが原因である流行性角結膜炎(はやり目)や咽頭結膜炎(プール熱)への感染例もゼロではありません。

潜伏期間は2~14日と原因ウイルスによって幅があり、色が薄く比較的サラサラした目やにが多量に出るのが特徴です。

化学性結膜炎

化学性結膜炎は、目に化学物質が付着して起こる炎症です。

目やにの増加、目の赤みや腫れが症状として現れ、一般的には数日以内に症状が治まります。

通常新生児では、新生児膿漏眼予防のために硝酸銀点眼薬を使用した後で起こるケースが多いです。

新生児結膜炎の症状

新生児結膜炎では、赤ちゃんの目が赤くなり、目やにがたくさん出たり、目が腫れたりします。

違和感や不快感も伴い、赤ちゃんが目をこすったり光に敏感になったりする場合もあります。

症状特徴
目の充血目の白い部分が赤くなる
分泌物の増加透明、白、黄色、緑色の目やにが出る
目の腫れ炎症によりまぶたが腫れる
光感受性強い光に対する過敏反応
目をこする不快感により赤ちゃんが目をこする行動

目の充血

新生児結膜炎で最も一般的な症状の一つが、目の充血です。

結膜と呼ばれるまぶたの裏と白目の表面を覆っている薄い膜が炎症を起こしているために赤くなります。

結膜はデリケートで、細菌やウイルス、アレルギー反応によっても炎症を起こしやすい部分です。

分泌物の増加

新生児結膜炎のもう一つの典型的な症状は、目やにや涙などの分泌物の増加です。

目やには目の中で生成される粘液や膿の混合物で、通常は目を保護する役割を果たしていますが、結膜炎が起きると分泌物の量が普段よりも多くなります。

細菌性結膜炎は黄色や緑色、ウイルス性結膜炎は透明や白の目やにが認められます。

目の腫れ

赤ちゃんが新生児結膜炎に罹ると、目の周りの腫れを伴います。

目の腫れは、炎症反応によって結膜下の組織に液体が溜まるために起こる症状です。

目の周りを軽く押すと柔らかく感じるケースがあり、見た目にも明らかな変化として現れます。

光感受性

新生児結膜炎の赤ちゃんは、光に対して敏感になる場合があります。

光が目に入ると不快感や痛みがあるために、目を閉じたり顔を背けたりなどの光をまぶしがるような行動が認められます。

目をこする

目をこする赤ちゃん

新生児結膜炎を発症した赤ちゃんは、目をこする仕草もみられます。

不快感や違和感、かゆみや痛みによる行動で、目や目の周りをひっかいて傷つけてしまうケースもあるため注意が必要です。

その他の症状

新生児結膜炎では目の症状の他に、全身症状が現れるケースがあります。

  1. 新生児封入体結膜炎:新生児クラミジア肺炎による咳
  2. 新生児膿漏眼:全身性淋菌感染症による関節や皮膚の炎症、発熱など
  3. 細菌性結膜炎:発熱、のどの腫れ、咳など
  4. ウイルス性結膜炎:発熱、哺乳力の低下、肺炎、肝障害など

化学性結膜炎は、基本的に目以外の症状は認められません。

新生児結膜炎の原因

新生児結膜炎の主な原因は、細菌やウイルスへの感染です。

病型原因感染経路
新生児封入体結膜炎クラミジア・トラコマチス母子感染
新生児膿漏眼淋菌母子感染
細菌性結膜炎インフルエンザ菌、肺炎球菌、黄色ブドウ球菌など接触感染、飛沫感染
ウイルス性結膜炎単純ヘルペスウイルス、アデノウイルス、エンテロウイルスなど接触感染、飛沫感染(単純ヘルペスウイルスは母子感染が起こり得る)
化学性結膜炎化学物質への反応、主に硝酸銀点眼薬の使用

母子感染

新生児

クラミジア・トラコマチスが原因の新生児封入体結膜炎、淋菌が原因の新生児膿漏眼、ヘルペス性角膜炎は、出産時の産道からの母子感染(垂直感染)が原因です。

クラミジアに急性感染した母親から出生した新生児の25~50%が新生児封入体結膜炎を発症するとされています1)

性感染症であるクラミジア感染症や淋病、単純ヘルペスウイルスに罹患していて治療が行われていない場合、赤ちゃんへの感染リスクが高まります。

接触感染や飛沫感染

新生児の細菌性結膜炎やウイルス性結膜炎の主な感染経路は、接触感染と飛沫感染です。

親や兄弟姉妹などの家族に罹患者がいる場合は感染リスクが高まるため、感染予防が必要です。

具体的な感染予防の方法としては、こまめに手を洗う、タオルやガーゼを共有しないなどが挙げられます。

新生児結膜炎の検査・チェック方法

新生児結膜炎の診断には、視診と分泌物のふき取り検査が行われるのが一般的です。

視診

視診

新生児結膜炎が疑われるときは、最初に視診を行います。

医師が新生児の目を観察し、結膜の赤み、腫れ、分泌物の有無を確認する検査です。

視診の際のチェックポイント
  • 症状の発生した時期
  • 分泌物の性質
  • 結膜の赤みや腫れの程度
  • 他の感染症状の有無

分泌物のふき取り検査

細菌やウイルスへの感染が原因と考えられるときは、分泌物のふき取り検査を行います。

まぶたの裏から綿棒を使って目やにを採取する検査方法です。

採取した分泌物から細菌やウイルスを特定する際には、分離培養法、抗原検査法、核酸増幅法などが行われます。

  1. 分離培養法:検体から菌を取り出して培養する方法です。
  2. 抗原検査法:細菌が持つ抗原を検出する方法です。
  3. 核酸増幅法:細菌から抽出したDNAやRNA配列を検出する方法です。
  4. グラム染色法:細菌を染色して検査する方法です。
  5. 直接蛍光抗体法:蛍光色素が結合している一次抗体を用いた検出法です。

その他の検査

視診や分泌物のふき取り検査で原因が判明しないとき、他の部位への感染や合併症が疑われるときは、X線検査や血液検査などの眼科以外の検査を実施するケースがあります。

クラミジア・トラコマチスによる新生児封入体結膜炎でクラミジア肺炎を合併している可能性がある場合は、胸部X線検査や血液検査が行われます。

また、ヘルペスウイルス感染症による水疱が認められるケースでは水疱からの浸出液を採取したウイルス検査を行い、全身性淋病感染症の可能性が考えられるときは血液や尿、唾液などを採取した検査を行います。

新生児結膜炎の治療方法と治療薬について

新生児結膜炎の治療は、一般的に抗菌薬の全身投与や眼軟膏の塗布が行われます。

病型治療薬
新生児封入体結膜炎マクロライド系薬の経口投与、マクロライド系やキノロン系の眼軟膏
新生児膿漏眼セフェム系の注射、生理食塩水での眼洗浄
細菌性結膜炎ポリペプチド系やマクロライド系またはテトラサイクリン系の眼軟膏
ウイルス性結膜炎マクロライド系やキノロン系の眼軟膏

新生児封入体結膜炎の治療

新生児封入体結膜炎は感染した新生児の半数以上に上咽頭感染がみられ、クラミジア肺炎を発症する例があるため、全身療法が第一選択です。

具体的には、マクロライド系のエリスロマイシンを6時間ごと、またはアジスロマイシンを1日3回の経口投与が推奨されます。

また、アジマイシンの点眼薬、エリスロマイシンの眼軟膏、オフロキサシンの眼軟膏などを局所治療として併用する場合があります。

新生児膿漏眼の治療

新生児膿漏眼の治療として、セフェム系のセフトリアキソンを筋肉注射または静脈注射で投与します。

新生児膿漏眼の治療

目への局所治療としては、セフェム系のセフメノキシム点眼(商品名:ベストロン)が唯一有効です2)。

ただし、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)では、新生児への点眼薬治療は不要としています。

細菌性結膜炎の治療

細菌性結膜炎には、ポリペプチド系、マクロライド系などの抗菌眼軟膏を使用します。

新生児の細菌性結膜炎へのトブラマイシンの点眼薬治療を行った結果、82~95%の有効率があったとの研究結果があります3)

抗菌眼軟膏の種類一般名
ポリペプチド系ポリミキシン、バシトラシン
マクロライド系エリスロマイシン
テトラサイクリン系テトラサイクリン
アミノグリコシド系トブラマイシン

ウイルス性結膜炎の治療

ウイルス性結膜炎の治療

ウイルス性結膜炎の原因であるアデノウイルスやエンテロウイルスに対する抗ウイルス薬はありません。

ただし、細菌への混合感染を予防する、他の人への感染を予防する目的で、マクロライド系やキノロン系の点眼薬・眼軟膏が使用されます。

混合感染を避けるためにも治療期間中に赤ちゃんのお世話をする人は流水と石鹸によるこまめな手洗いを行い、赤ちゃんが使うタオルやガーゼ、寝具などを清潔に保つのが大切です。

ヘルペス性角結膜炎の治療

新生児のヘルペス性角結膜炎には、抗ウイルス薬であるアシクロビルを8時間ごとに全身投与します。

局所治療としては、トリフルリジン点眼薬や眼軟膏、ダラビン眼軟膏、イドクスウリジン眼軟膏を2~3時間ごとに使用します。

ヘルペス性角結膜炎は、中枢神経系や他臓器への感染の広がり(播種・はしゅ)が起こり得るため全身投与が重要です。

新生児結膜炎の治療期間

治療期間

新生児結膜炎の目安となる治療期間は、数日から3週間程度です。

病型治療期間
新生児封入体結膜炎数日~2週間
新生児膿漏眼数日~10日
細菌性結膜炎1~2週間
ウイルス性結膜炎1~2週間(ただし、ヘルペス性角結膜炎は2~3週間)
化学性結膜炎数日で自然に改善する

病型による治療期間の差

新生児結膜炎の治療期間は病型ごとに差があり、1回の投薬で完了するものもあれば、3週間の投薬が必要なものもあります。

新生児封入体結膜炎の治療期間

新生児封入体結膜炎では、エリスロマイシンの経口投与は2週間、アジスロマイシンの経口投与は3日間行います。

点眼薬や眼軟膏を併用するときは、1週間から10日程度続けていただきます。

新生児膿漏眼の治療期間

新生児膿漏眼への治療は、一般的にセフェム系の注射1回のみ(単回投与)です。

ただし、症状が完全になくなるまでにはある程度の期間が必要で、生理食塩水による眼洗浄は症状が改善するまで頻繁に行います。

細菌性結膜炎の治療期間

インフルエンザ菌、肺炎球菌、黄色ブドウ球菌などが原因である細菌性結膜炎の治療期間は1~2週間が目安です。

結膜炎の症状だけであれば2週間もすれば改善しますが、目以外の症状も併発していると治療期間が長くなる可能性があります。

ウイルス性結膜炎の治療期間

新生児におけるウイルス性結膜炎の治療期間は、一般的に1~2週間です。

抗菌点眼薬や眼軟膏で混合感染を予防しながら、赤ちゃんの体内でウイルスに対する抗体が作られるのを待ちます。

ただし、ウイルス性結膜炎のなかでも、ヘルペス性角結膜炎の治療は2~3週間続ける必要があります。

化学性結膜炎の治療期間

化学性結膜炎は、通常2~4日で症状が自然に改善します。

ただ、炎症が起きている間は目がデリケートになっていて感染リスクも高いので、赤ちゃんが目をこすらないようにミトンをつける、爪を短く切るなどの工夫が必要です。

症状の重さにより治療期間は変わります

病型だけでなく、症状の重さも治療期間が変動する要素の一つです。

軽度では治療薬の投与期間が短くて済む場合があり、重度の感染や合併症が発生したケースでは治療期間が長くなる傾向があります。

治療期間を短くするためには、赤ちゃんの様子をよく確認しながら、定期的に医師の診察を受けてください。

新生児結膜炎の薬の副作用や治療のデメリット

新生児結膜炎で使用する抗菌薬には、アレルギー反応や耐性菌の発生などの副作用・デメリットがあります。

抗菌薬の全身投与の副作用

内服薬副作用
ニューキノロン系発疹、光線過敏症、下痢、吐き気、眠気、めまい、頭痛、アレルギー反応など
マクロライド系発疹、下痢、しびれ、耳鳴り、嗅覚異常、筋肉痛、アレルギー反応、乳児肥厚性幽門狭窄症など
テトラサイクリン系発疹、発熱、むくみ、頭痛、下痢、吐き気、倦怠感、アレルギー反応など

新生児封入体結膜炎の治療で使用するエリスロマイシンには、乳児肥厚性幽門狭窄症のリスクがあります。

※乳児肥厚性幽門狭窄症(にゅうじひこうせいゆうもんきょうさくしょう):胃の出口にある筋肉(幽門筋)が厚くなり、胃の内容物の排出が妨げられる疾患。

エリスロマイシンを使用する際に、飲んだミルクや母乳を吐く症状が確認された場合は早急に医療機関を受診しましょう。

点眼薬や眼軟膏の副作用

副作用詳細
刺激感目にしみる、かゆみや充血が起こる
乾燥感目が乾燥しやすくなる
視界のぼやけ一時的に視界がぼやける
アレルギー反応ごく稀に発疹、腫れ、呼吸困難などが起こる

稀に抗菌点眼薬や眼軟膏に対してアレルギー反応を示す新生児もいます。

アレルギー反応は「アナフィラキシーショック」とも呼ばれ、発疹や腫れ、時には呼吸困難を引き起こす重篤な反応も含まれます。

点眼薬や眼軟膏の使用開始時には副反応にとくに注意して、発疹や腫れなどがみられたときはすぐに医療機関を受診しましょう。

耐性菌の発生

抗菌薬のデメリットとして、耐性菌の発生が問題となっています。

特定の抗菌成分への耐性菌が発生すると、抗菌薬が効かなくなって症状が悪化したり再発したりする可能性があります。

耐性菌を発生させないためにも、抗菌薬は指示された用法・用量を守って使用するのが大切です。

新生児結膜炎の保険適用について

保険適用

新生児結膜炎の治療では、保険適用の治療と保険適用外の治療があります。

細菌性結膜炎に対しては抗菌薬入りの点眼薬が使用され、保険適用となるのが一般的です。

一方で、保険適用外の治療としては、原因となる菌やウイルスを特定する核酸増幅法の検査が挙げられます2)

1カ月あたりの治療費の目安

項目保険適用自己負担額の目安
新生児封入体結膜炎適用あり数日~1週間分の点眼薬代+診察料
新生児膿漏眼適用あり注射薬代+診察料
細菌性結膜炎適用あり1~2週間分の治療薬代+診察料
ウイルス性結膜炎適用あり1~2週間分の治療薬代+診察料
核酸増幅法検査や一部の治療薬適用なし検査費用や治療薬代の全額

1カ月あたりの治療費は、治療薬の処方にかかる費用や診察料を含めた金額になります。

ただし、新生児における保険適用の治療は自治体より医療費助成が受けられますので、実際の自己負担はない、または少額です4)5)6)

具体的な金額は医療機関や保険の種類によって異なるため、正確な金額は担当医や医療機関にお問い合わせください。

参考文献

1) 新生児結膜炎/MSDマニュアル

2) 眼と性感染症/日本性感染症学会

3) Jiang Huidi, Qiu Cui, Fang Yan.; Clinical efficacy of tobramycin sulfate eye drops on the treatment of neonatal bacterial conjunctivitis. 2019, 161-163.

4) こども医療費の補助/広島市

5) 乳幼児医療費助成制度とは/浜松市

6) 子ども医療費助成/仙台市

KAPOOR, Vimal Scott; EVANS, Jennifer R.; VEDULA, S. Swaroop. Interventions for preventing ophthalmia neonatorum. Cochrane database of systematic reviews, 2020, 9.

HIASAT, Jamila G.; NISCHAL, Ken K. Ophthalmia Neonatorum. Infections of the Cornea and Conjunctiva, 2021, 65-73.

TABAS, Janine G.; DIDOMENICO, Kristin M. OPHTHALMIA NEONATORUM. Ophthalmology Secrets E-Book, 2022, 90.

UKACHUKWU, Faith Uche; RAFIQ, Afshan; SNYDER, Lori AS. Challenges in treating ophthalmia neonatorum. Expert Review of Ophthalmology, 2021, 16.1: 19-32.

AZARI, Amir A.; ARABI, Amir. Conjunctivitis: a systematic review. Journal of ophthalmic & vision research, 2020, 15.3: 372.

AL-AROSI, Siham Ali Hizam, et al. Neonatal bacterial conjunctivitis in tertiary hospitals in Sana’a city, Yemen. Univers. J. Pharm. Res, 2022, 6.6.

KHAN, Azeem; ANDERS, Anjali; CARDONELL, Maggie. Neonatal Conjunctivitis. NeoReviews, 2022, 23.9: e603-e612.

PASTRANA-TOVAR, Valentina. Factors associated with bacterial conjunctivitis in newborns. Perinatología y reproducción humana, 2022, 36.1: 11-15.

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