眼瞼下垂手術のダウンタイムを時系列写真で比較|保険診療・自由診療の切開手術・眉下切開の経過について解説

眼瞼下垂手術の術前と術後を並べた比較写真。腫れが引くまでの経過を示すダウンタイム解説アイキャッチ
髙田 尚忠

眼瞼下垂手術のダウンタイムとは?まず知っておきたい術後の変化

〜 術後経過を正しく知る 〜

CONCEPT 01

術後に起こり得ること

眼瞼下垂手術に限らず、顔の手術後には、麻酔による腫れ、手術に伴うむくみ、内出血によるアザなどが大なり小なり生じてしまいます。

場合によっては、術後しばらくの間、傷跡のツッパリ感やひきつれ感などの感覚異常や、術後ドライアイや眼軟膏によって、見え方のかすれが出たりすることで、運転や家事や仕事などの日常生活に影響が出ることもあります。

CONCEPT 02

患者さんが本当に知っていただきたいこと

「どの手術を行うのか」だけでなく、術後の現実的な経過こそが大きな関心事ではないでしょうか。

  • ◆ どの程度腫れるのか
  • ◆ いつから人前に出やすくなるのか
  • ◆ 仕事復帰はどのくらい見込めばよいのか
CONCEPT 03

当院で行っているまぶたの手術(眼瞼下垂手術)について

当院では、眼瞼下垂症に対して、以下の手術を行っております。

● 保険診療の眼瞼下垂手術

● 保険診療の眉下切開

● 自由診療の眼瞼下垂手術

● 自由診療の眉下切開

いずれも「まぶた」に対する手術ですが、手術の目的も、術式の考え方も、術後経過の出方も同じではありません。
大事なこととして、保険診療は機能回復を目的としてものであることであり、その向こう側にある審美的な要素の改善を含める、つまりは、機能美の回復を目指すのが自費診療であると言えます。

CONCEPT 04

このブログ記事でお伝えしたいこと

一般的な美容外科サイトのように、最も結果の良い写真だけをお示しするのではありません。

「翌日」「1週間後」「抜糸前後」「1か月後」、それ以降の「6ヶ月後」といった、患者さんが実際に気にされる現実的な経過が分かるよう、時系列の症例写真とともにご説明していきます。

医師 高田 尚忠
医師 高田 尚忠
高田眼科 院長|フラミンゴ美容クリニック/銀座Jクリニック/あさ美皮フ科 眼瞼手術担当
Profile
高田眼科院長。岡山大学医学部卒業後、複数の医療機関で経験を積み、現在は高田眼科のほか、名古屋・銀座・亀戸の関連クリニックでも眼瞼下垂手術を中心に年間2,000件以上の手術に携わっています。専門は眼瞼下垂、眼形成、まぶたの機能改善治療。見た目だけでなく、視機能の改善と日常生活の快適さの回復を重視し、原因の見極めから治療方針の説明まで丁寧に行っています。このブログでは、様々な眼科疾患はもちろん、特に、眼瞼下垂の症状、治療法、術後経過、修正手術などについて、眼科医、眼形成外科医の立場から分かりやすく解説しています。

ダウンタイムの意味と個人差について

〜 日常生活へ戻るまでの期間の考え方 〜

ダウンタイムを示すタイトル画像
DEFINITION

ダウンタイムの定義

ダウンタイムとは、術後に生じるさまざまな変化が落ち着き、患者さんが日常生活へ戻れるようになるまでの期間を指します。

  • 腫れ
  • むくみ
  • 内出血
  • 傷の赤み
  • 違和感
  • その他

ただし、これには個人差があり、単純に「何日で終わる」と予想できるものではありません。
つまりは、ダウンタイム中の様々な症状、現象、状態についての差もそうですが、それに対する感じ方、受け取り方の個人差もありますし、日常生活においても、デスクワーク中心なのか、動き回るような立ち仕事や力仕事が中心なのかでも大きく変わります。

INDIVIDUAL DIFFERENCE

同じ経過でも、感じ方は人によって大きく異なる

同じ術後経過をたどっていても、その方の生活環境やお仕事の内容によって「回復した」と感じる時期は大きく異なります。

デスクワーク中心の方、立ち仕事や力仕事が多い方での違い

多少の腫れや赤みがあっても、仕事復帰が可能な場合があります。

人前に出る方、出ない方での違い

わずかな変化でも気になる方にとっては、同じ経過でも長く感じられることがあります。

平均的な経過を知り、
ご自身の生活に照らして考える。

CONCLUSION

ご自身の生活に照らして考えることが大切

そのため、まずは平均的な経過を知ること。そのうえで、ご自身の生活スタイルに照らして考えることが重要です。

同じ手術でも、ダウンタイムの意味合いは、患者さんの生活環境や社会復帰のタイミングによって異なります。

術式の整理 ― 混同されやすい2つの手術

〜 「眼瞼下垂手術」と「眉下切開」を、定義から正しく理解する 〜

SECTION 01

眼瞼下垂症手術に含まれる術式

ひとくちに「眼瞼下垂症手術」と言っても、実際にはいくつかの術式が存在します。代表的なものは以下の3つです。

  • 眼瞼挙筋前転法 挙筋腱膜を瞼板に再固定し、力の伝達を整える
  • 眼瞼挙筋短縮法 挙筋そのものを短縮し、開瞼力を強める
  • ミュラー筋タッキング ミュラー筋を縫縮し、挙上力を補う

当院の方針

当院では、ミュラー筋タッキングはミュラー筋への侵襲による術後眼瞼痙攣のリスクがあると考え行っておりません。また挙筋短縮法は、過矯正となった時の再手術時のリスクを考慮し、原則として選択せず、眼瞼挙筋前転法を中心に行っております。再現性が高く、修正の余地を残せる術式である点を重視しています。

SECTION 02

眼瞼下垂手術と眉下切開の本質的な違い

この2つの手術を分ける最大のポイントは、「眼瞼挙筋を操作するか、しないか」という点にあります。それに伴い、切開する場所も異なります

眼瞼下垂症手術

挙筋への操作
あり(挙筋前転など)
切開部位
まつ毛の根元側
(重瞼ライン付近)
主な対象
挙筋の機能低下による「開きにくさ」

眉下切開手術

挙筋への操作
なし
切開部位
眉毛の下縁側
主な対象
余剰皮膚による「重み・かぶさり」
つまり、「挙筋に手を入れるかどうか」
そして、「切開を、まつ毛側にするか、眉毛側にするか」
この2点が、両者を区別するうえでの最も明快な定義となります。

眼瞼下垂手術と眉下切開の違い|保険診療と自由診療の考え方

〜 眼瞼下垂手術と眉下切開、保険診療と自由診療の違い 〜

眼瞼下垂症の治療は、すべてが同じ考え方で行われるわけではありません。(眼瞼挙筋前転法など挙筋操作を行う)眼瞼下垂手術なのか、眉下切開なのか、また保険診療なのか自由診療なのかによって、目的・適応・術式・術後の考え方が異なります。

そこで以下では、当院でよくご質問をいただく4つのパターンを、できるだけ分かりやすく整理しました。

4つの違い

― 眼瞼下垂手術(保険診療/自由診療)―

眼瞼下垂症手術(挙筋前転法)の流れを示す図解:①切開線デザイン ②皮膚切除・引き上げ ③縫合・術後
図1.眼瞼下垂症手術(挙筋前転法)|①切開線デザイン ②皮膚切除・引き上げ ③縫合・術後
PTOSIS / INSURANCE

保険診療の眼瞼下垂手術

目の開きにくさや視野の不便さを改善することを主目的とした手術です。まずは視機能の回復が土台になります。

眼瞼下垂そのものへの対応が中心であり、見た目の細かな設計や好みの二重幅の調整を主目的とするものではありません。

CHARACTERISTICS

主な目的
視機能の改善、開瞼機能の回復
対象
瞼が下がって見えにくい、開けにくい方
術式の考え方
眼瞼下垂に対する標準的な治療を行う
当院での基本
瞼板固定は一点止め、皮膚縫合は6-0の糸を基本とする
PTOSIS / SELF-PAY

自由診療の眼瞼下垂手術

機能回復を土台にしながら、見た目の設計まで含めて考える手術です。開きだけでなく、たるみ、重み、厚み、被り、くぼみなどにも配慮します。

術後のダウンタイムを考える際も、単に腫れの強さだけでなく、「術後早期においての皮膚縫合の糸の見え方」まで考えて設計していく点が特徴です。

CHARACTERISTICS

主な目的
機能回復+形態面の細やかな調整
対象
開瞼機能に加え、目元全体の印象も整えたい方
術式の考え方
皮膚切除量、厚み、左右差などを個別に設計
当院での基本
瞼板固定は二点止め以上、7-0の細い糸やクリア糸を用いることも可能です。

― 眉下切開(保険診療/自由診療)―

眉下切開術の流れを示す図解:①切開線デザイン ②皮膚切除・引き上げ ③縫合・術後(すっきりとした目元)
図2.眉下切開術|①切開線デザイン ②皮膚切除・引き上げ ③縫合・術後
BROW LIFT / INSURANCE

保険診療の眉下切開手術

余剰皮膚による視野障害を改善することが目的です。皮膚のかぶさりが強く、上方や外側の見え方に支障がある場合に適応を検討します。

保険診療では、あくまで治療として必要な範囲で皮膚を切除する考え方であり、二重瞼の有無や二重幅への配慮など美容的な仕上がりの追求には一定の制約があります。

CHARACTERISTICS

主な目的
余剰皮膚による視野狭窄の改善
対象
皮膚のかぶさりが強く、機能的な障害がある方
術式の考え方
医学的に必要な範囲で、過剰切除を無いように皮膚切除を行う
ポイント
眼瞼下垂手術とは異なり、主に皮膚の被りや重みに対応する
BROW LIFT / SELF-PAY

自由診療の眉下切開手術

視野障害が主ではなく、目元の重さや見た目の改善を重視する場合に選択される方法です。眉と目の距離、厚み、左右差、傷の見え方まで配慮しやすくなります。

切除ラインや左右差の微調整、眉毛の直下に沿わせるデザイン、縫合糸の工夫など、美容的な観点からより細やかな設計が可能です。

CHARACTERISTICS

主な目的
目元の重さ、被り、印象の改善
対象
見た目の改善を主な希望とする方
術式の考え方
切除ラインや左右差、傷の見え方まで丁寧に調整
当院での工夫
透明な糸を用いるなど、術後早期の目立ちにくさにも配慮

同じ「まぶたの手術」でも、
何を治したいのかによって、選ぶべき方法は変わります。

手術の選択を考える項のイメージ画像

迷ったときの考え方

ざっくり言えば、眼瞼下垂手術は「目の開き」「瞼の下がり」に対する手術眉下切開は「皮膚の被りやたるみ、重み」に対する手術です。

さらにその中で、保険診療は機能改善を中心に考え、自由診療では形態面までより細やかに設計していきます。

  • ◆ 目が開けにくい・見えにくい → 眼瞼下垂手術を検討
  • ◆ 皮膚が厚い・重い・かぶさる → 眉下切開を検討
  • ◆ 機能改善が第一 → 保険診療が軸
  • ◆ 見た目の設計まで重視 → 自由診療も選択肢

CASE REPORT / SELF-PAY PTOSIS

自由診療の眼瞼下垂手術(眼瞼挙筋前転法など)の特徴

自費診療で行った眼瞼下垂手術の症例です。自費診療では、目の開きの改善だけでなく、 二重幅、左右差、まぶたの厚み感、目元全体の印象まで含めて設計していくことが特徴です。 機能改善に加えて、見た目の自然さやデザイン性をどこまで整えるかが大切なテーマになります。

POINT 01

自費診療では、目の開きに加えて二重幅や左右差など審美面まで含めて調整を行うようにしております。

POINT 02

皮膚縫合において、保険診療よりも細い糸で、さらには、透明な糸を選択することができ、術後早期の傷跡の目立ちにくさにも配慮しています。

POINT 03

術前、術直後、1週、抜糸前後、1か月、3か月、6ヶ月と、現実的な経過が分かるように構成しておりますので確認してみてください。

【症例】自由診療の眼瞼下垂手術後の経過

自費診療の眼瞼下垂手術では、単に「どれだけ開くようになったか」だけでなく、 「どのような印象に仕上がるか」まで含めて見ていく必要があります。 ここでは、術前から術後6か月までを時系列で整理し、機能面と見た目の両方がどう変化するかを分かりやすく示しています。

PRE-OPERATIVE

術前

手術前の状態です。自費診療では、まぶたの開きだけではなく、二重幅、左右差、皮膚の被り、厚み感などを含めて、 どのような目元に整えるかを術前に設計していきます。
このケースは、ご本人より、左右差と左眼の瞼の凹みを改善することを希望されたため、自費診療となりました。

術前の状態
自費診療 眼瞼下垂 手術前 開眼
術前(開眼) 開瞼幅に左右差あり。特に、左眼の見た目に関しては、二重が安定しておらず、窪みが目立つ
自費診療 眼瞼下垂 手術前 閉眼
術前(閉眼) 閉眼時においても、右眼に比べて、左眼の二重の線が薄くなっている。
IMMEDIATE POST-OP

手術中のデザイン確認時(皮膚縫合前)、術直後(縫合後)

手術中のデザイン確認時と、皮膚縫合を終わらせた手術直後の状態です。麻酔や炎症による腫れやむくみが少ないのは、出来るだけ、無駄のない手術主義により手術時間を短くし、組織を丁寧に扱いながら手術を行なっているからです。

手術中・皮膚縫合直後(手術終了時)
自費診療 眼瞼下垂 術中デザイン確認時(開眼) data-eio=
術中デザイン確認時(開眼) 瞼の窪み改善のために眼窩脂肪の瞼板固定(逆ハムラ法)を行いつつ、アジャスタブル縫合(2点留め)で開瞼幅、上眼瞼縁の左右差・形を含めて調整
術中デザイン確認時(閉眼)
術中デザイン確認時(閉眼) 局所麻酔による眼輪筋の一過性の筋力低下もあり、わずかに兎眼を認めるが、問題ないレベル
自費診療 眼瞼下垂 術直後 開眼
皮膚縫合直後(開眼) 左眼の方が腫れが強くなり、左眼の開きが悪くなってます。このように、腫れにより目の開きは変化するため、腫れが酷くなる前に手術を終わらせることが非常に重要といえます。
自費診療 眼瞼下垂 術直後 閉眼
皮膚縫合直後(閉眼) 閉眼状態では、左右差がなく、出血もない状態。自費診療では、7−0という非常に細い糸で縫合しているので、色付き(青色)でも目立たないといえます。より目立たないように、透明な糸で縫うことも可能です。
POST-OP 1 WEEK

術後1週

1週後の時点の経過です。まだ腫れや赤みは残りますが、術直後よりも目元全体のバランスが落ち着き始める時期です。 術後ドライアイの症状や傷の痒みなどを自覚し始めたり、患者さんが最も不安を感じやすい時期でもあります。

1 week
自費診療 眼瞼下垂 術後1週
術後1週 このケースでは、色付きで糸で塗っておりますが、7−0という細い糸なので、色付きでも糸が目立つということはないと思いますが、透明な糸を使用すれば、ほぼ見えません。
STITCH REMOVAL

術後2週(抜糸時)

術後2週間が経ち、抜糸直前の状態です。自費診療では、抜糸後の創部の見え方だけでなく、 左右差や二重のラインがどのように落ち着いていくかも重要な確認ポイントになります。

術後2週(抜糸直前)
自費診療 眼瞼下垂 抜糸前
術後2週(抜糸直前) 術後1週と比べて、二重幅が狭くなっているのが分かります。腫れが強い時期は二重が広くなっておりますが、落ち着くにつれて、細くなってくることが多いといえます。
POST-OP 1 MONTH

術後1か月

1か月時点では、目立つ腫れが落ち着き、印象の変化がかなり分かりやすくなってきます。 ここからは、最終の仕上がりの状態に向かって、どのように自然になじんでいくかを見ていく時期です。

1 month
自費診療 眼瞼下垂 術後1か月(開瞼)
術後1か月(開瞼時) この時期になると、傷跡も硬くなり、引き攣りを感じる状態になります。
自費診療 眼瞼下垂 術後1か月(閉眼)
術後1か月(閉眼時) 傷跡が赤い線となっているのが分かります。眼瞼下垂の手術の傷跡は、重瞼線(二重の線)の起点となるように凹んだ傷にしております。
POST-OP 3 MONTHS

術後3か月

術後3か月です。腫れや赤みの話から離れ、仕上がりがどのように落ち着いたかを見ていただく時期です。 自費診療では、機能改善だけでなく、最終的な印象の自然さも大切な評価ポイントになります。

3 months
自費診療 眼瞼下垂 術後3か月
術後3か月(開眼時) 3ヶ月も経つと、二重の線も狭くなり、安定してきます。時期的に、ほぼ完成形といえます。
自費診療 眼瞼下垂 術後3か月
術後3か月(閉眼時) 3ヶ月も経つと、傷跡の赤み、浮腫も減り、落ち着いてきます。
POST-OP 12 MONTHS

術後6か月

術後6か月です。自由診療での眼瞼下垂手術により、最終的な仕上がりがどのように落ち着いたかを判断することができます。 自費診療では、機能改善だけでなく、最終的な印象の自然さも大切な評価ポイントになります。

3 months
自費診療 眼瞼下垂 術後6か月
術後6か月(開眼時) 6ヶ月も経つと、完全に腫れ、傷跡の状態も落ち着き、完成形となります。
自費診療 眼瞼下垂 術後12か月
術後6か月(閉眼時) 明らかな傷跡もなくなり、二重の線してのシワの状態となります。

自由診療の眼瞼下垂手術で重視していること

① 自費診療では、目の開きと見た目の両方を考えて設計します

開瞼機能の改善だけでなく、二重幅、左右差、ボリュームなど目元全体の印象をどのように整えるかまで含めて考えることが重要です。

② 術後経過の診察をしっかり行うことが重要であること

眼瞼下垂手術では、途中経過の向こう側に最終的な完成形を診ていくためにも非常に意味があります。

③「きれいに治す」は、機能改善の上に成り立つものです

見た目の調整だけが自費診療ではありません。きちんと開くことを土台にしたうえで、自然な仕上がりを目指していきます。

自費診療 眼瞼下垂 術前
手術前(開眼時) 審美的な面で言うと、開瞼幅、二重幅の左右差と瞼の窪みが問題だと言えました。結果的に、疲れている、老けた印象があります。
自費診療 眼瞼下垂 術後6か月
術後6か月(閉眼時) 左眼の上眼瞼の窪み(サンケンアイ)を改善させることを第一に、目の開き、二重幅の左右差の調整も行いました。結果として、窪みが改善することで、非常によくなっているのが分かります。当院では、自由診療となりますが、独自のメソッドで、瞼の窪みを直すようにしております。

※ 症例写真は、撮影条件や表情、開眼・閉眼の状態によって見え方が異なることがあります。
※ 術後経過には個人差があります。

CASE REPORT / INSURANCE PTOSIS

保険診療の眼瞼下垂手術の特徴

保険診療で行った眼瞼下垂症手術の症例です。保険診療では、見た目の変化そのものではなく、 まぶたが下がることで視機能に支障をきたしているかどうかが重要です。視野障害や開瞼障害があり、 日常生活に不便を生じているかどうかを踏まえて適応を判断します。

POINT 01

保険診療では、視野障害や開瞼障害など、機能面への影響が適応判断の中心となります。

POINT 02

基本的な手技内容が重なる場合でも、保険診療では、原則、機能改善のみを目的として治療を行います。

POINT 03

術前、術直後、抜糸前後、1か月、3か月と、視機能改善後の経過が分かるように整理しています。

【症例】保険診療の眼瞼下垂手術後の経過

保険診療の眼瞼下垂症手術では、「視野が改善するか」「目を開ける負担が軽くなるか」が重要です。 ここでは、術前から術後3か月までを時系列で整理し、術後の現実的な経過と、機能改善の見え方が分かるように構成しています。

PRE-OPERATIVE

術前

手術前の状態です。保険診療の眼瞼下垂症手術では、上まぶたの下垂により視野が妨げられているか、 目を開けるために額に力を入れているかなど、機能面の負担を丁寧に評価していきます。

術前比較
保険診療 眼瞼下垂症 手術前 開眼
術前(開眼) 術前は、開瞼幅、二重幅の左右差があります。眼瞼下垂症が進行すると、基本的に、二重の幅が広くなることが多いといえます。
IMMEDIATE POST-OP

術直後

手術直後の状態です。まだ腫れやむくみが出やすい時期ですが、早期から目の開きが改善したことを確認できる場合があります。 一方で、この時期の見え方がそのまま完成形ではないことも重要な説明ポイントです。

術当日
保険診療 眼瞼下垂症 術中のデザイン確認時
手術中のデザイン確認時(開眼) 保険診療では、シンプルに眼瞼挙筋への操作だけにとどめるようにしておりますが、黒目(角膜)に対しての瞼の被りについては、保険の範囲内でこだわって行なっております。
STITCH REMOVAL

抜糸直前

抜糸直前の写真です。創部の見え方だけでなく、術前と比べてどの程度まぶたが開きやすくなったか、 視野の邪魔になっていた被りがどのように改善したかを確認していく時期です。

抜糸直前(開瞼時)
保険診療 眼瞼下垂症 抜糸直前 開瞼時
抜糸直前(閉眼) 炎症による腫れがあると、二重の幅は広くなります。この場合だと、左目の方が腫れが強いため、二重が右に比べ広く出ています。
保険診療 眼瞼下垂症 抜歯直前 閉眼時
抜糸後 目を閉じた状態でも、二重幅が広くなっております。腫れが引けば、狭くなっていきます。
POST-OP 1 MONTH

術後1か月

1か月時点では、目立つ腫れがかなり落ち着いてきます。保険診療では、この頃から 「見やすくなった」「額に力を入れなくてよくなった」といった機能面の実感につながりやすくなります。

1 month
保険診療 眼瞼下垂症 術後1か月(開眼時)
術後1か月(開瞼時) 術後1ヶ月も経つと、腫れが落ち着き、二重幅が狭くなってきます。
保険診療 眼瞼下垂症 術後1か月(閉眼時)
術後1か月(閉眼時) 傷跡も落ち着き、パッと見た感じでは分からない状態です。
POST-OP 3 MONTHS

術後3か月

術後3か月です。早期の腫れや赤みが落ち着き、機能面の改善がより安定して見えてくる時期です。 保険診療では、最終的にどれだけ日常生活上の負担が軽くなったかが大切な評価ポイントになります。

3 months
保険診療 眼瞼下垂症 術後3か月 開眼
術後3か月(開眼) 保険診療では、単純に瞼を開きやすくする手術なので、二重瞼とならないケースが多くあります。それは、眼瞼下垂症手術は、二重手術ではないからです。
保険診療 眼瞼下垂症 術後3か月 (閉眼)
術後3か月(閉眼) 写真から、分かる通り、術後3ヶ月となると傷跡は、分からないレベルです。

保険診療の眼瞼下垂手術でお伝えしたいこと

① 保険診療では、視機能に支障をきたしているかが重要です

見た目の変化だけではなく、視野障害や開瞼障害があり、日常生活に不便を生じているかどうかが適応判断の中心になります。

② 評価すべきなのは、術後の「開きやすさ」と「見やすさ」です

保険診療の眼瞼下垂症手術では、見た目の変化以上に、視野が改善したか、額の負担が減ったかが大切なポイントになります。

③ 保険診療でも、途中経過を具体的に示すことに価値があります

実際の患者さんが知りたいのは、何日で落ち着くか、どのくらいで日常生活に戻りやすくなるかという現実的な経過です。

※ 症例写真は、撮影条件や表情、開眼・閉眼の状態によって見え方が異なることがあります。
※ 術後経過には個人差があります。

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CASE REPORT / SELF-PAY BROW LIFT

自費診療の眉下切開手術の特徴

自費診療で行った眉下切開手術の症例です。眉毛直下に沿って切開し、術後早期の見え方にも配慮して、 透明な糸で皮膚縫合を行っています。なお、この症例では抜糸を2週間後に行っています。

POINT 01

自費診療の眉下切開として、形態面まで丁寧に設計した症例です。

POINT 02

透明な糸を用いて縫合し、術後早期の糸の目立ちにくさにも配慮しています。

POINT 03

術前、術直後、1週、抜糸前後、4週、8週、12週と、時間経過が分かるように掲載しています。

【症例】自由診療の眉下切開後の経過

できるだけ「現実的な経過」が伝わるよう、術前から術後12週までを時系列で整理しています。 閉眼・開眼の両方を並べることで、創部の見え方と目元全体の印象の変化が分かりやすい構成にしています。

PRE-OPERATIVE

術前

手術前の状態です。眉下切開では、皮膚の被りや重さをどのように軽くするかだけでなく、 眉毛直下の傷がどのように見えていくかも含めて設計します。

術前比較
眉下切開 手術前 開眼
術前(開眼) この方は、眼瞼下垂症を認められないが、見た目の印象をすっきりとしたいというご希望だったため、自費診療での眉下切開手術を選択しました。
SUTURE

透明糸で縫合した手術直後

この症例では透明な糸で皮膚縫合を行っています。術後、抜糸までのダウンタイムに配慮した工夫であり、 自費診療の眉下切開ならではの細かい配慮の要素が出やすい部分です。

手術直後(透明糸を使用)
眉下切開 透明糸縫合後 開眼
縫合直後(開眼) 眉下切開は、雰囲気を変えずに、瞼の重み、皮膚の被りを効果的に改善させる手術方法です。
眉下切開 透明糸縫合後 閉眼
縫合直後(閉眼) 眉下切開手術の特徴として、術後の兎眼が出にくいため、しっかり皮膚を切除することができるというメリットがあります。
POST-OP 1 WEEK

術後1週

1週時点の経過です。まだ赤みや創部の存在感はありますが、腫れも引いてきて、目の印象の改善が目に見えて実感できる時期だと言えます。透明な糸を使用することで、糸の存在がほとんど分からないといえます。

1 week
眉下切開 術後1週
術後1週 傷跡の赤みは多少ありますが、それ以外は、問題ないです。写真で見ても、透明な糸は分からないです。
STITCH REMOVAL

抜糸前後(2週間)

この症例では、抜糸は2週間後に行っています。抜糸前と抜糸後を並べることで、 糸がある状態とない状態の違いを比較できるようにしています。

抜糸は2週間後
眉下切開 抜糸前
抜糸前 抜糸直前においては、傷跡が非常に綺麗になっているのが目に見えて分かると思います。
眉下切開 抜糸後
抜糸後 抜糸直後は、抜糸時の刺激で多少赤みが出ていますが、数時間もすれば、通常引いてきます。
POST-OP 4 WEEKS

術後4週

4週時点では、創部の赤みや硬さの推移を見ていく時期に入ってきます。 ここから先は、急性期の変化よりも、傷のなじみ方や印象の変化がテーマになります。

4 weeks
眉下切開 術後4週 1
術後4週 4週目となると相当に傷跡が目立ちにくくなってきます。
POST-OP 8 WEEKS

術後8週

術後8週です。ダウンタイムの話だけではなく、患者さんにとっては 「ここまで来るとどの程度落ち着いて見えるか」が重要になってきます。

8 weeks
眉下切開 術後8週 1
術後8週 8週目となると、お化粧:コンシーラーをすることで、ほとんど分からなくなってきます。
POST-OP 12 WEEKS

術後12週

術後12週です。早期の腫れや糸の見え方の話から離れ、仕上がりがどのように落ち着いていくかを 見ていただく時期です。

12 weeks
眉下切開 術後12週 1
術後12週 12週目は、8週目よりも赤みが引いていってきますが、まだ、赤みがわずかに見られる状態となります。

自由診療の眉下切開で重視していること

① 自費診療の眉下切開は、早期の見え方まで設計する手術です

単に皮膚を切除するだけでなく、眉毛下のライン、左右差、傷の見え方まで含めて設計していくことが重要です。

② 透明糸の工夫は、術後早期の印象にも関わります

どの糸を使うかは細かな違いに見えても、患者さんにとっては「鏡で見たときの印象」に直結することがあります。

③ ダウンタイムは、術直後だけでなく抜糸前後とその先まで見て判断すべきです

本当に知りたいのは「何日で腫れが引くか」だけではなく、いつ頃から人前で違和感が少なくなるか、という現実的な経過です。

※ 症例写真は、撮影条件や表情、開眼・閉眼の状態によって見え方が異なることがあります。
※ 術後経過には個人差があります。

CASE REPORT / INSURANCE BROW LIFT

保険診療の眉下切開の特徴

保険診療で行った眉下切開手術の症例です。基本的な手技そのものは自由診療と大きく変わりませんが、保険診療では青色の糸による皮膚縫合が基本となります。また、保険診療において重要なのは、見た目のたるみではなく、皮膚の被りが視野障害をきたしているかどうかという適応判断の点です。

POINT 01

適応判断の基準

保険診療では、皮膚の被りが視野障害をきたしているかどうかが適応判断の中心となります。見た目の改善ではなく、機能障害の有無が出発点です。

POINT 02

手技と縫合糸

基本的な手技内容は自由診療と同様ですが、保険診療では青色の糸による皮膚縫合が基本です。糸の見え方ではなく、確実な治癒を優先した選択となります。

POINT 03

経過写真と追加手術

術前・術直後・1週・抜糸時・4週・8週・12週と、現実的な経過を時系列で掲載しています。本症例では術後6か月時に眼瞼下垂症手術(挙筋前転法)も追加しております。

【症例】保険診療の眉下切開後の経過

保険診療の眉下切開においても、患者さんが実際に気にされるのは「どのような適応で手術になるのか」と、 「術後どのように経過していくのか」という2点です。ここでは、術前から術後6ヶ月までを時系列で整理し、 閉眼・開眼の両方を通して、創部の見え方と皮膚の被りの改善を確認できるようにしています。

PRE-OPERATIVE

術前

手術前の状態です。保険診療の眉下切開では、皮膚の被りが視野障害をきたしているかどうかが大切です。 単なる美容的な印象の問題ではなく、上方視野や開瞼時の負担をどの程度妨げているかを見極めたうえで適応を判断します。

術前
保険診療 眉下切開 手術前 開眼
術前(開眼) このケースは、顔面神経麻痺により、極端に右眼の皮膚の弛緩が強く出ている状態です。皮膚の被りにより、視野狭窄が極端に出てしまっております。特徴的なのが、眉毛の高さが左右で大きく異なっているのと同時に、左目の開瞼が強く、三白眼となっております。
IMMEDIATE POST-OP

術直後

手術直後の状態です。まだ腫れや赤みが出やすい時期であり、術後早期特有の見え方があります。
保険診療であっても、術後早期の現実的な変化を丁寧にお伝えすることが大切だと考えております。
保険診療では、青色の糸による皮膚縫合が基本となります。
自由診療での透明な糸との違いとして、患者さんが多少目立ちやすい点がありますが、 基本的な手技内容そのものは共通しており、視野欠損などの症状による疾患としての診断の有無により、保険適応の有無がポイントとなります。

保険適応による眉下切開手術直後
保険診療 眉下切開 術直後 開眼
術直後(開眼) 右眼の皮膚の被りが減り、眉の高さの差も少し減っております。加えて、左眼の過剰な見開きも改善しております。
保険診療 眉下切開 術直後 閉眼
術直後(閉眼) 眉下切開では、基本的に術後の兎眼症状が起こりづらいと言えます。
POST-OP 1 WEEK

術後1週

1週時点の経過です。まだ赤みや創部の存在感は残りますが、術直後とは見え方が変わってきます。 保険診療の症例でも、この時期の経過を示すことは、患者さんの現実的な理解に役立ちます。

1 week
保険診療 眉下切開 術後1週
術後1週 この時期になると、術創の炎症物質が重力で下に降りてきて、瞼が腫れてしまい、開きが悪くなることがあります。
POST-OP 2 WEEK

抜糸後

抜糸時点の経過です。術後10日〜14日目で抜糸をするようにしております。 腫れは引いておりますが、傷跡の炎症性色素沈着が目立つとも言えます。

2 week
保険診療 眉下切開 抜糸後
抜糸後 抜糸時点になると、1週間後の時点で認められた眼瞼の腫れも治ってきます。また、眉毛の高さが整ってきたのが分かります。
眉下切開の術後は、縫合糸よりも傷跡のカサブタなどの方が傷が目立ちやすいと言えますが、この傷の状態も、個人差も大きく関与し、一概に言えないのが難しいところと言えます。
POST-OP 4 WEEKS AND 8 WEEKS

術後4週〜8週

4週時点では、創部の赤みや硬さの推移を見ていく時期に入ってきます。 この頃からは急性期の変化よりも、被りの改善と傷のなじみ方をあわせて見ていくことが重要です。

4 weeks and 8 weeks
保険診療 眉下切開 術後4週
術後4週 眉下切開手術後は、傷跡の赤み、炎症性色素沈着が一旦出て、それから、徐々に引いてくる形になります。
保険診療 眉下切開 術後8週
術後8週 4週目の時よりも、傷跡の赤み、炎症性色素沈着が薄くなってきているのが分かります。
POST-OP 12 WEEKS

術後3ヶ月後(12週)

術後3ヶ月(12週)後です。ダウンタイムの説明だけでなく、「ここまで来るとどの程度落ち着いて見えるか」が 患者さんにとっては大切になってきます。保険診療の症例でも、その現実的な着地点を示すことに意味があります。

12 weeks
保険診療 眉下切開 術後12週
術後12週 眉毛の高さが整ってきたのが確認できますが、傷跡は以前として赤みがある状態です。
POST-OP 6 month

術後6ヶ月後

6ヶ月後です。早期の腫れや糸の見え方から離れ、最終的にどのように落ち着いていくかを見ていただく時期です。 保険診療においても、機能面の改善と自然な経過の両方を確認することが大切です。

24 weeks
保険診療 眉下切開  術後6ヶ月
術後6ヶ月 このケースでは、まだ、傷口の赤みも薄くなっていってますが、お化粧で誤魔化していただくことが必要な時期です。
保険診療 眉下切開 手術前
手術前 眉下切開だけでも、左右差が少なくなり、無理のない状態だと言えます。
このケースでは、術前の皮膚のたるみの左右差が非常に大きいため、まず最初に、一時手術として、右目のみ眉下切開手術を行いました。落ち着いた段階で、通常の眼瞼下垂手術(眼瞼挙筋前転法)を両眼に対して行うことで、より左右のバランスを取るように計画をしました。
眼瞼下垂症手術と眉下切開手術には、それぞれのメリットとデメリットがあるため、二つの手術を組み合わせることで、より良い結果を期待できる場合があります。
保険診療 術後6ヶ月 眼瞼下垂手術追加直後
術後6ヶ月 追加の両眼眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法)の直後 顔面神経麻痺による皮膚弛緩を眉下切開で対応したものの、本来の加齢による腱膜性眼瞼下垂の対応が認められ、追加を行いました。
POST-OP 10 month

術後10ヶ月後

眉下切開手術を行い、10ヶ月後です。そして、眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法)を追加して4ヶ月経っている状態。
眉下切開の傷跡については色素沈着もなくなり、目立たなくなった状態であり、眼瞼挙筋前転法を追加したことで、瞼の開き、眉の高さなどが揃い、術前と比べると、あらゆる面での改善が認められます。

保険診療 眉下切開  術後10ヶ月
眉毛下垂術後10ヶ月後+両眼瞼下垂症4ヶ月後 眼瞼下垂症(眼瞼挙筋前転法)は、二重の奥に切開線が隠れるため、傷が目立つことはないというのが良くわかります。全体的に両側とも眉毛の位置が下がることで、上眼瞼のボリュームが増し、上眼瞼の凹みが改善しているのが分かります。
保険診療 眉下切開 手術前
手術前 術前の写真を改めて見てみると、顔面神経麻痺によって、極端に右眼の皮膚が被っているため、前頭筋(おでこの筋肉)を使っているため、左目が見開きすぎ、眉の高さも極端に釣り上がっている状態になっているのが良く分かります。

保険診療の眉下切開でお伝えしたいこと

① 保険診療では、皮膚による被りが視野障害をきたしているかどうかが重要です

眉下切開を保険診療で行ううえでは、単なる見た目の改善ではなく、皮膚の被りが視機能に影響しているかどうかが大切です。

② 基本的な手技内容は自由診療と同じでも、保険診療では青色の糸が基本です

患者さんにとって見た目で分かりやすい違いのひとつが縫合糸です。ただし、本質的な違いは色そのものではなく、診療区分と適応判断にあります。

③ 保険診療でも、術後経過は現実的な部分で理解していただくしかないと言えます

知りたいのは「何日で腫れが引くか」だけではありません。いつ頃から人前で違和感が少なくなるのか、という実際の経過を示すことに意味があります。

※ 症例写真は、撮影条件や表情、開眼・閉眼の状態によって見え方が異なることがあります。
※ 術後経過には個人差があります。


SUMMARY

まとめ|眼瞼下垂手術と眉下切開、ダウンタイムをどう捉えるか

〜 「術式の違い」よりも、「日常生活への戻り方」を軸に考える 〜

CONCEPT 01

4つの選択肢に共通する考え方

眼瞼下垂手術と眉下切開は、いずれも「まぶた」に対する手術ですが、目的・適応・術式・術後経過は同じではありません。さらに保険診療と自由診療では、目指すゴールにも違いがあります。

保険診療では、まず視機能の回復を確実に行うことが土台となります。自由診療では、その機能回復を前提としたうえで、形態的な調和、すなわち機能美の回復までを設計の対象として加えていきます。

  • 眼瞼下垂手術 ── 「目の開き」「瞼の下がり」に対する手術
  • 眉下切開 ── 「皮膚の被り」「重み・たるみ」に対する手術
  • 保険診療 ── 機能改善を中心に考える
  • 自由診療 ── 形態面までを含めて細やかに設計する
CONCEPT 02

ダウンタイムは「日数」ではなく、「生活への戻り方」で考える

術後に生じる腫れ・むくみ・内出血・傷の赤み・違和感などには、もとより個人差があります。さらに、それらをどう受け止めるかという感じ方の差、そしてお仕事や生活スタイルの差が重なるため、「回復した」と感じる時期は患者さんごとに大きく異なります。

  • デスクワーク中心の方と、立ち仕事や力仕事が多い方では、復帰の目安が変わります
  • 人前に出るお仕事の方は、わずかな変化でも気になりやすい傾向があります
  • ご自身の感じ方の傾向によっても、ダウンタイムの長短の体感は変わります

ダウンタイムは、一律に「何日で終わる」と語れるものではなく、平均的な経過を知ったうえで、ご自身の生活に照らして捉え直すものとお考えいただくのがよいでしょう。

CONCEPT 03

時系列の症例写真で、現実的な経過をお示しする理由

仕上がりの良い一枚だけをご覧いただくのではなく、患者さんが実際に気にされるであろう時点での経過を、時系列でご提示することを大切にしています。

  • 術翌日 ── 腫れがもっとも目立ちやすい時期の見え方
  • 1週間後・抜糸前後 ── 仕事復帰を検討される時期の状態
  • 1か月後・6か月後 ── 形態が落ち着いていく過程

自由診療では、二点止め以上の瞼板固定や、7-0の細い糸・透明糸の使用など、術後早期の見え方まで含めた設計を行います。一方、保険診療では6-0の糸や青糸を基本とした機能回復を主眼に置いた標準的な術式となります。いずれの経過についても、誇張のない形でご覧いただくことを方針としています。

CONCLUSION

ご自身の症状と生活に重ねて、適した術式を選ぶ

  • 目が開けにくい・見えにくい → 眼瞼下垂手術を検討
  • 皮膚が厚い・重い・かぶさる → 眉下切開を検討
  • 機能改善を第一に考えたい → 保険診療が軸
  • 形態面の設計まで重視したい → 自由診療も選択肢

同じ「まぶたの手術」であっても、
何を治したいのか、どのような日常へ戻りたいのかによって、
適した方法は変わります。

まずは平均的な経過を知り、
ご自身の生活と価値観に照らして、
納得のうえで一手を選んでいただきたいと考えています。

MESSAGE FROM THE DOCTOR

院長より

眼瞼下垂治療において私が大切にしているのは、手術そのものの精度に加え、術前検査の徹底、術後経過に関する率直な説明、そしてご自身の生活に照らした選択肢のご提示です。これらを一つの診療として丁寧に積み重ねることで、はじめて患者さんに納得していただける治療になると考えております。

本ページが、「もっとも結果の良い一枚」ではなく、ご自身にとってのダウンタイムを考えるための一助となれば幸いです。お仕事や生活との兼ね合い、左右差や仕上がりへのご希望など、気になる点はぜひ診察の際にお聞かせください。

高田眼科 院長 髙田 尚忠

このブログの執筆者
髙田 尚忠
髙田 尚忠
高田眼科 院長|フラミンゴ美容クリニック/銀座Jクリニック/あさ美皮フ科 眼瞼手術担当
岡山大学医学部卒業後、郡山医療生活協同組合 桑野協立病院などの様々な医療機関を勤務し、現在は高田眼科の院長を務めつつ、関連クリニックの名古屋ののフラミンゴ眼瞼・美容クリニック、銀座のJ clinic、亀戸のあさ美皮フ科においても、眼瞼下垂手術を中心に多くの年間2000件以上の手術を行っています。「見え方(視機能)」と「日常の快適さ」を回復することを第一に、診察では原因(加齢・コンタクト・体質・既往手術など)を丁寧に整理し、必要な治療を分かりやすく説明すること心がけています。 このブログでは、眼瞼下垂の症状、治療選択、術後経過で不安になりやすいポイントなどを、専門医の立場からできるだけ具体的に発信しています。
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眼瞼下垂施術に少しでもご興味がある方は Beaulifoにお気軽にご相談ください。
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