眼瞼下垂の基礎知識

先天性眼瞼下垂の治療「先天性動眼神経麻痺」

髙田 尚忠

治療について

大半が後天性である「動眼神経麻痺(どうがんしんけいまひ)」で、出産直後からみられる先天性で発症する場合、ほとんどがまぶたを挙げる「上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)」の働きの不良によるものです。

また、眼球の動きには特に問題がない「単純性眼瞼下垂(たんじゅんせいがんけんかすい)」であることがほとんどです。

生まれたばかりは、ほとんどまぶたが上げられない状態ですが、1ヵ月、2ヵ月と成長するにつれて少しずつ上げられるようになります。

首も座り、自分でお座りができるようになるころに、まぶたを多少でも開いてアゴを上げたり眉毛を吊り上げたりして頑張って物を見る動作をしていたら、しばらく様子を見てみましょう。

こうした行為は目の機能の発達も促します。

お子さまが「先天性眼瞼下垂」だからといって、焦って手術を受ける必要はありませんが、早い段階で一度は眼科を受診し、視機能評価や合併症について検査する必要があります。

また、弱視や斜視を予防するために、遅くとも生後6ヵ月頃からは眼科で定期健診を受けることをおすすめします。

こうして視力の発達状態をよく観察しながら、3歳を過ぎてから手術を受けても遅くはありません。

子どもの眼瞼下垂の手術は全身麻酔で行うことが多いという点から、安全性や生活上の不便さなどを考えると、手術は集団生活を行う就学前に相談されるくらいでよいかもしれません。

ただし、お子さまの瞳孔が、先天性動眼神経麻痺による先天性眼瞼下垂によって完全に隠れてしまっているような状況では、視力が正常に育たずに弱視になる可能性もあるため早期の手術が求められます。

手術方法については、

  1. 〔眼瞼下垂]の手術「眼瞼挙筋腱膜前転術」
  2. 〔眼瞼下垂]の手術「眼瞼挙筋短縮術」
  3. 〔眼瞼下垂]の手術「前頭筋吊り上げ術」

という眼瞼下垂の主な3方法を通してそれぞれご説明しています。

しかし、この場合、成長に伴って再びまぶたが下がって再手術が必要になるケースもみられ、場合によっては手術を複数回、行わなければならないため、理解されたうえで慎重に進めてください。

目に関する悩みで困ったら、まずは専門医に相談してみてください。

「目が開けにくくなった」「まぶたが瞳にかかって視界が狭い」「眠そうと言われる」
 そんなお悩み、放っておかずに一度ご相談ください。

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このブログの執筆者
髙田 尚忠
髙田 尚忠
高田眼科 院長|フラミンゴ美容クリニック/銀座Jクリニック/あさ美皮フ科 眼瞼手術担当
岡山大学医学部卒業後、郡山医療生活協同組合 桑野協立病院などの様々な医療機関を勤務し、現在は高田眼科の院長を務めつつ、関連クリニックの名古屋ののフラミンゴ眼瞼・美容クリニック、銀座のJ clinic、亀戸のあさ美皮フ科においても、眼瞼下垂手術を中心に多くの年間2000件以上の手術を行っています。「見え方(視機能)」と「日常の快適さ」を回復することを第一に、診察では原因(加齢・コンタクト・体質・既往手術など)を丁寧に整理し、必要な治療を分かりやすく説明すること心がけています。 このブログでは、眼瞼下垂の症状、治療選択、術後経過で不安になりやすいポイントなどを、専門医の立場からできるだけ具体的に発信しています。
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