眼瞼下垂の基礎知識

(保険請求について:part 1)眼瞼下垂症こぼれ話

Dr.髙田

今回は、眼瞼下垂症手術の費用のお話をしたいと思います。

眼瞼下垂症手術を出来るだけ、安く受けたいとお考えの場合、加入されている保険を活用されることが大事だと思います。

当院での眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法:K219-1)は、原則、保険診療に則り、手術を行っておりますので、医療保険に加入されている場合には、保険会社に手術給付の請求が出来ます。

医療保険に加入されてなくても、生命保険に加入されている場合では、大多数の方が医療特約を付けておられると思いますので、ご利用が可能な場合が多いので注意が必要です。

ここで、注意しなければならないのが、当院での手術は、日帰り外来手術であり、日帰り入院手術ではございません。(逆に、提携先の浜松労災病院での眼瞼下垂症手術は、入院手術となります。)

日帰り入院手術も含め、入院手術かどうかは、会計時に医療機関が発行する明細書に「入院基本料」が算定されているかどうかで保険会社は判断します。

医療機関が「入院基本料」を算定するには、入院施設が必要なので、入院施設のない当院での手術は、全て日帰り外来手術となり、提携先の浜松労災病院での眼瞼下垂症手術は、入院が前提となりますので、全て入院手術となります。

普通、日帰り外来手術でも入院手術でも手術給付金は支払われますが、一部の保険会社(かんぽ生命)では、入院しないと給付を受けることができないことがありますので、注意が必要です。

これらの細かい取り決めは、約款というもので定められており、この約款は、保険会社により、細かく異なっておりますが、給付を受けることができれば、随分と手術費用の負担が減りますので、一度、ご確認をされると良いかと思います。

当院が、浜松労災病院での「入院手術」を始めた理由として、患者様に「入院手術」という付加サービスをご提供することで、結果、場合によっては、患者様の費用的な負担が減らせるメリットがあると考えたからです。

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