眼瞼下垂の基礎知識

眼瞼下垂の書籍(1)

Dr.髙田

専門家向け・患者さん向けを問わず、「眼瞼下垂(がんけんかすい)」に関する情報が得られる書籍を3回にわたってご紹介します。

入手が難しい書籍もあり、医師向けの術式が記述された書籍も含まれますが、眼瞼下垂の情報収集の一助となればと思います。

眼科と形成外科のコラボレーション

「超アトラス眼瞼手術―眼科・形成外科の考えるポイント―」全日本病院出版会/村上正洋・鹿嶋友敬/編

村上正洋・日本医科大学武蔵小杉病院形成外科部長と、鹿嶋友敬・群馬大学眼科研究室リーダーの両名が編者となって、形成外科と眼科の相互理解を目指してまとめられています。

それは、形成外科医に対し眼科的知識と感覚を、眼科医には形成外科的知識と感覚を理解し知ったうえで治療に当たってほしいという願いが込められています。

もちろん医師のために編集された内容なのですが、これから眼瞼手術を始めようとする医師を想定した内容にもなっており、眼瞼下垂についての知識を得たいという方にも有意義な書籍となっています。

症状別に、あるいは患者さんの年代別に術式をオールカラーの連続写真と詳しいメディカルイラストで解説される部分は、専門的かもしれませんが、眼瞼下垂手術以前の「目の基本」から、眼瞼下垂の基本知識などの情報は一般の方にも知ってほしい組み立てになっています。

医師向けと患者さん向けにまとめられた2冊

上記と同じように、医師向けに術式をまとめた書籍と、患者さん向けの基本知識がまとめられた書籍の2冊をご紹介します。

「眼瞼下垂」文光堂/久保田 伸枝著

著者の久保田伸枝さんは、帝京大学医療技術学部視能矯正学科客員教授。

眼瞼下垂の手術について網羅された書籍のなかった2001年に出版されました。

挙筋腱膜前転法を中心とする手術経験の集大成としてまとめられた医師向けの書籍です。

眼瞼下垂の診断から治療まで、多数の症例がカラー写真とメディカルイラストで詳しく解説されています。

実際の治療に役立つよう、症例の要約を付けている実践的な一冊になっています。

「白内障 眼瞼下垂―日帰り手術でこう治す まるまるわかるQ&A」JPS出版局/高田 眞智子 著

眼瞼下垂の基本的なQ&Aからスタートし、手術に関して、患者さん向けの基本的な知識を現役の眼科医が語っています。

目に関する悩みで困ったら、まずは専門医に相談してみてください。

「目が開けにくくなった」「まぶたが瞳にかかって視界が狭い」「眠そうと言われる」
 そんなお悩み、放っておかずに一度ご相談ください。

当院への眼瞼下垂症手術のご相談は、LINEから簡単にご予約いただけます。
医師または専門スタッフが、あなたの症状に合わせてご案内いたします。

このブログの執筆者
髙田 尚忠
浜松市の高田眼科を拠点に、眼瞼下垂症を中心としたまぶたの診療・手術を専門に行っています。 「見え方(視機能)」と「日常の快適さ」を回復することを第一に、診察では原因(加齢・コンタクト・体質・既往手術など)を丁寧に整理し、必要な治療を分かりやすく説明することを心がけています。 このブログでは、眼瞼下垂の症状、治療選択、術後経過で不安になりやすいポイントなどを、専門医の立場からできるだけ具体的に発信しています。
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