高田院長の眼瞼下垂症ブログ
眼瞼下垂症こぼれ話(眼瞼下垂とは・・・part 2)@浜松の高田眼科
今回は、前回のブログの続きで、特に、手術により、どのように眼瞼下垂症を治すのかを説明したいと思います。
前回、ご提示した眼瞼下垂症のケースの模式図。
これは、結局、眼瞼挙筋腱膜の緩みにより、眼瞼挙筋のストロークが十分、瞼板に伝わらないのがよく解ると思います。
当院で行っている眼瞼挙筋前転法は、この挙筋腱膜の緩みを取り除くことで、治すわけです。
簡単に言えば、腱膜の緩みを折り返して、瞼板に縫い合わせるわけです。
前転後は、このような構造になります。
こうすると、眼瞼挙筋腱膜の緩みがなくなり、きちんと瞼が挙がり易くなります。
アニメーションで、ご提示すると・・・・・
これが仕上がりとなります。
前転法は、眼瞼下垂症手術の基本です。
加えて、ミューラー筋も傷付けません。
最大のメリットは、術後の修正が行いやすいことだと考えます。
(縫合糸を外せば、腱膜を緩めることが出来るからです。)
高田眼科
CATEGORYカテゴリー
RECENT POSTS最近の投稿
ARCHIVE月別アーカイブ
-
2022年 (9)
-
2021年 (7)
-
2020年 (23)
-
2017年 (3)
-
2016年 (76)
-
2015年 (21)
-
2014年 (19)
-
2013年 (17)
-
2012年 (25)