眼瞼下垂の基礎知識

眼瞼下垂症こぼれ話(眼瞼下垂とは・・・part 1)

髙田 尚忠

新年、明けましておめでとうございます。

今年最初のブログの更新ですが、今回から、少し、眼瞼下垂症の基本について、説明させて頂きたいと思います。

先ず、眼瞼下垂症とは・・・・??

この質問の答えは、単純で・・・「何らかの原因により瞼が上がらなくなることです。」

それで片付けてしまうと、身も蓋もありませんが、少し掘り下げて説明していきたいと思います。

先ず、手術で直せる眼瞼下垂症と 手術で治せない眼瞼下垂症があります。

手術で直せない眼瞼下垂症とは、神経の障害によるもの(重症筋無力症、動眼神経麻痺)、筋肉の変性によるもの(筋強直性ジストロフィー、ミトコンドリアミオパチー)などは、眼瞼下垂症手術では、残念ながら治せません。

手術で直せる眼瞼下垂症の代表的なものは、腱膜性眼瞼下垂と呼ばれるものです。

原因としては、コンタクトレンズの長期使用、加齢性の変化により、眼瞼挙筋腱膜が損傷されることです。

ここに、二つの動画をご提示いたします。

(無断転載禁止)

これは、正常な人の瞼の動きです。この動画は、非常に価値のある動画です。(無断転載禁止)

瞼板(軟骨):緑 を 腱膜:青 を介して、眼瞼挙筋:点線の赤 が引っ張っているのが判ると思います。

これが、腱膜の損傷により、瞼が上がらなくなるのが、眼瞼下垂症となります。

その動画がこちらとなります。

(無断転載禁止)

腱膜が伸びてしまっているので、眼瞼挙筋が正常でも、その力が瞼板に伝わらないのよくわかると思います。

コンタクトレンズの長期の使用や加齢により、腱膜に損傷が起こると、このパターンとなります。

少し長くなってしまいましたので、続きは、次回に・・・・。

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このブログの執筆者
髙田 尚忠
髙田 尚忠
高田眼科 院長|フラミンゴ美容クリニック/銀座Jクリニック/あさ美皮フ科 眼瞼手術担当
岡山大学医学部卒業後、郡山医療生活協同組合 桑野協立病院などの様々な医療機関を勤務し、現在は高田眼科の院長を務めつつ、関連クリニックの名古屋ののフラミンゴ眼瞼・美容クリニック、銀座のJ clinic、亀戸のあさ美皮フ科においても、眼瞼下垂手術を中心に多くの年間2000件以上の手術を行っています。「見え方(視機能)」と「日常の快適さ」を回復することを第一に、診察では原因(加齢・コンタクト・体質・既往手術など)を丁寧に整理し、必要な治療を分かりやすく説明すること心がけています。 このブログでは、眼瞼下垂の症状、治療選択、術後経過で不安になりやすいポイントなどを、専門医の立場からできるだけ具体的に発信しています。
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