眼瞼下垂Q&A

眼瞼下垂Q&A
Q 偏頭痛がひどいです。病院にもいき検査もしましたが、異常なしでお薬のみです。これは眼瞼下垂でしょうか?
整骨院に通っていますが肩こりが治りません。肩こりって治りますか?
A
簡単なセルフチェックとすれば、鏡を目の前において、上瞼(うわまぶた)が黒目の約三分の一程度かぶっていれば眼瞼下垂の可能性が高いです。眼瞼下垂症を直すことで、頭痛や肩こりの症状が軽減する可能性があります。
Q 手術後の腫れって、どんな感じですか?
A
術後の腫れについての部分については、通常、術後翌日のガーゼを外した直後がピークです。その後は、2週間後の抜糸の頃には、大部分の腫れは引きます。完全に引くまでは、1ヶ月〜3ヶ月程度かかると思います。
当院では、両眼同時手術をお勧めしております。その方が術後の結果においての左右差が出てしまう可能性を大きく減らせるからです。確かに片眼ずつの手術であれば、眼帯を使用することで、ごまかせるので、社会生活上の心理的な負担が減らせると考えることも考えることも出来ますので考えることも出来ますので、その辺りは、実際にご相談して決めさせていただいております。
Q 手術は、痛いですか?
A
極めて細い針を使用し、しっかり部分麻酔を行い、短時間で手術を行いますので、問題になることはありません。
もし、手術中に痛みが出た場合には、追加で麻酔を行い、痛みを減らすことが出来ます。加えて、当院では笑気麻酔を笑気麻酔を併用しておりますので、非常に楽な気分で手術を受けられると思います。
Q 手術を受けられる方は、若い人もいますか?
A
当然、若い方でもいらっしゃいますが、未成年の手術の適応については、保護者の方の同意等必要になりますので、受診の際には、必ず、保護者同伴の上で来院ください。
Q 眼瞼下垂手術で頭痛・肩こりが治りますか?
A
ここ数年、テレビなどのメディアでも眼瞼下垂症について、頭痛、肩こり、腰痛の治療として頻繁に大きく取り上げられるようになりました。しかし、眼瞼下垂の手術=頭痛の治療ではありません。たしかに、症状が緩和するという報告はありますし、実際に楽になったと言ってくださることは多いと思います。。
都道府県により保険診療に関してのルールは違っているので、一概には言えませんが、基本的には、眼瞼下垂症手術の保険適応は、上方視野障害に対しての改善を目的にしたときに認められます。要するに、頭痛、肩こりの改善だけで保険適応を判断するのではなく、視野障害を起こす程度ではないと保険適応は認められないということです。
ただ、眼瞼下垂症の定義は、非常に曖昧なところがあります。たとえば、とある眼科医は、瞼(睫毛)にクリップやオモリをぶら下げ、ある程度のクリップやオモリが上がらなければ、瞼の開き具合は関係なく眼瞼下垂症と診断していることもあるぐらいです。
学術的には、MRD(margin-reflex distance)が、3.5mm以下になった場合と定められています。これは、上眼瞼の縁と角膜の中央部の距離を計り、それが3.5mm以下になったら、眼瞼下垂症との診断されるということです。単純に言えば、上眼瞼が瞳孔にかかっていれば眼瞼下垂症と言えます。
先に述べさせて頂いたクリップの上がり具合での診断基準では、視野障害の有無に無関係で手術の適応を考えており、結果として、頭痛や肩こり、腰痛などの症状の改善を強調し、手術を薦めているように思います。私見ですが、結果として過剰な保険適応だと考えております。
眼瞼下垂のお問い合わせについてのブログのタイトル画像
ブログ記事「眼瞼下垂症で受診するに当たっての7つの疑問を分かりやすく解説!」

こちらの記事では、眼瞼下垂症の手術を考えられている患者さんから、頻繁に頂くご質問について、色々とお答えさせていただいておりますので、ご参考ください。