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眼瞼下垂症こぼれ話(メス納め)

Dr.髙田

先ほど、無事に最後の眼瞼下垂症手術を終えました。

今年は、前年と比べ、手術件数が飛躍的に増えました。

先ほど簡単に集計しましたが、561件の下垂症手術、14件の内反症手術を手掛けておりました。

去年から、2年間で1000件の眼瞼下垂症手術を行った計算となります。

多分、自分以上の件数をこなしている施設は、なかなか無いレベルだと思います。

以前にも、私自身、眼瞼下垂症は、緊急を要する疾患ではないので、美容外科のように、勧誘し説得して、手術を持ち込むようなことはあってはならないと考えております。

普段でも、他の疾患で受診されている患者様の中にも、眼瞼下垂症の方がいらっしゃいますが、よっぽどのケースではない限り、こちらから、強く手術を勧めることは致しておりません。

そのなかで、毎年毎年、手術件数が増えている要因として、

①以前、当院で手術を受けられた患者様の結果をみて、自分も・・・と、希望される方が増えました。

特に、夫婦で・・・親子で・・・と手術をして頂くようなケースも多くあります。

手術を終えた患者様は、いい意味でも、悪い意味でも、「看板」です。

②周辺の先生から、眼瞼下垂症なら、高田先生に・・・・とご紹介を頂けるようになったこと。

同業者からの高いご評価は、私としては大変嬉しく思います。

③今年の患者様の特徴としては、以前よりも増して、他院の術後のやり直しを多く手掛けるようになりました。

通常は、他院の修正は、非常にやりづらく、難易度が高い手術ですが、ご相談されているご本人は、必死であり、わらをもつかむ思いで、当院を受診してくださっておりますので、私自身、その難しいことにチャレンジをし、そのご期待に沿えるようになったと思います。

④手術の手技を磨きに、磨きをかけ、最新の道具を揃え、効率化することで、手術時間が大幅に短くなりました。

時間的にも、精神的にも、体力的にも、私自身、多くの手術をこなすことが可能となりました。

私の師匠 二木 裕 先生は、「眼瞼下垂症は、難しい。」と常々、おっしゃられてたように、自分の手技が完成したと思ってみても、課題が見つけていく。

さらなる至高の眼瞼下垂症手術を目指して、来年も研鑽を積んでいきたいと思います。

たどり来て、未だ山麓。  - 将棋棋士 升田幸三 -

このブログの執筆者
髙田 尚忠
浜松市の高田眼科を拠点に、眼瞼下垂症を中心としたまぶたの診療・手術を専門に行っています。 「見え方(視機能)」と「日常の快適さ」を回復することを第一に、診察では原因(加齢・コンタクト・体質・既往手術など)を丁寧に整理し、必要な治療を分かりやすく説明することを心がけています。 このブログでは、眼瞼下垂の症状、治療選択、術後経過で不安になりやすいポイントなどを、専門医の立場からできるだけ具体的に発信しています。
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