レーシックで安心な病院の選び方。実績・人気・値段のどこを見ればいいのか解説
Dr.髙田
眼瞼下垂の手術と言えば名古屋のフラミンゴ眼瞼・美容クリニック
ICL手術の費用まとめ｜平均相場・保険適用・医療費控除まで解説
Dr.髙田
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ICL手術は角膜を削らずにレンズを挿入する新しい視力矯正方法です。レーシックに比べて幅広い人に適応でき、強い近視や乱視にも対応できることから注目を集めています。
ただし、費用は両目で45万〜80万円と高額で、公的保険の対象外となる点が特徴です。とはいえ、医療費控除を利用すれば支払った一部を取り戻すことも可能です。
さらに、費用は乱視や度数の強さ、医師の経験、保証内容などによって変わります。また、術前検査が不十分だと失敗のリスクが高まるため注意が必要です。
本記事では、費用の相場や保険の扱い、手術できない条件、リスクを避ける方法までを整理し、後悔しないために知っておきたいポイントを解説します。
この記事の著者
名前 / Name
高田 尚忠（たかだ なおただ）
高田眼科 院長｜ひとみ眼科 / フラミンゴ美容クリニック 眼瞼手術担当医師
岡山大学医学部卒業後、郡山医療生活協同組合 桑野協立病院などの様々な医療機関を勤務し、現在は高田眼科の院長を務める。2022年3月より、名古屋市内の伏見駅近くのフラミンゴ眼瞼・美容クリニックを開院。
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ICLの手術費用はいくら？料金相場は両目で45万〜80万円
ICL手術の費用はクリニックによって異なりますが、両目でおおよそ45万〜80万円が目安です。片目の場合は半額程度になるケースもあります。料金の中には手術そのものに加え、術前の精密検査や術後の診察代、投薬代が含まれることが多いため、提示金額だけでなく「総額でいくら必要なのか」を確認することが重要です。
また、度数が強い人や乱視がある人は追加費用が発生する傾向があります。クリニックによって保証制度や設備投資の違いもあり、金額に幅が出る点も押さえておきましょう。
ICLの手術費用が高くなる条件
同じICL手術でも、条件によって費用が変わります。代表的なのは乱視の有無や矯正度数の強さで、度が強い人ほど特殊なレンズが必要になり、価格が上がります。
さらに、手術を担当する医師の技術や経験の豊富さ、導入している設備の新しさも費用に影響します。保証内容が手厚く、長期的なアフターケアがついている場合も高額になりやすいです。短期的な金額だけでなく、安心をどこまで重視するかで費用は変動します。詳しく見ていきましょう。
乱視がある
乱視がある人は、乱視矯正用の特別なICLレンズを使用する必要があります。これらのレンズは通常の近視用レンズよりも設計が複雑で、個々の眼に合わせてオーダーメイドされるため、費用が高くなります。追加費用は数万円〜十万円単位に及ぶこともあり、乱視の度合いが強いほど費用負担が大きくなるのが一般的です。
乱視は見え方の質にも影響を与えるため、手術後の満足度を高めるには専用レンズが欠かせません。費用は上がりますが、無理に通常レンズで妥協すると視力が十分に改善しない場合があります。そのため、乱視がある場合は費用面だけでなく、術後の生活の快適さを考慮して判断することが重要です。
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矯正度数が強い
近視や乱視の度数が強い人ほど、使用するICLレンズの性能が高くなり、費用が上がる傾向があります。軽度の近視であれば比較的標準的なレンズで対応できますが、強度近視や乱視の場合はより特殊なオーダーメイドレンズが必要です。そのため、標準料金に加えて10万円前後の追加費用が発生するケースも少なくありません。
また、度数が強いと術後の視力安定にも時間がかかることがあります。費用だけでなく、術後の経過やリスクについても医師と十分に相談することが大切です。特に強度近視の方は、費用負担と仕上がりのバランスを考慮し、長期的に満足できる選択をすることが求められます。
高度な技術や経験豊富な医師にお願いする
ICL手術は高度な技術を必要とするため、経験豊富な医師や症例数が多いクリニックに依頼すると、費用がやや高めに設定されることがあります。実績のある医師は失敗のリスクを下げ、合併症の早期発見や対応力にも優れているため、料金が高くても安心感を得られるのが大きなメリットです。
また、最新の機器や精密な検査設備を導入しているクリニックほど、費用が上乗せされやすい傾向があります。しかし、こうした投資は安全性や術後の快適さに直結します。料金だけで決めるのではなく、信頼性や長期的な視力の安定を優先することが、結果的に満足度を高める選択につながります。
保証期間が長い
ICL手術には、術後のトラブルに備えた保証制度が用意されていることがあります。保証期間が長いプランでは、再手術や追加検査、合併症への対応を無料または低価格で受けられるため、安心感が高まります。特に若いうちに手術を受ける人にとっては、将来的に再調整が必要になる可能性もあるため、長期保証が大きな魅力となります。
一方で、保証が充実しているほど初期費用は高くなるのが一般的です。短期的な支出を抑えるか、将来の安心を優先するかは人それぞれの判断によります。手術を検討する際は、保証内容が自分にとって必要かどうかを冷静に見極めることが大切です。
ICLの手術は保険適用されないが、医療費控除の対象になる
ICL手術は視力を改善するための医療行為ですが、美容的な要素も含まれると見なされているため、公的医療保険の対象外です。そのため、手術費用は全額自己負担となり、両目で45万〜80万円という高額な支払いが必要です。
しかし、ICL手術は医療費控除の対象に含まれるため、確定申告をすれば支払った医療費の一部を税金から取り戻せる可能性があります。費用負担が大きいからこそ、こうした制度を利用して出費を少しでも軽減することが大切です。
では実際に、医療費控除でどれくらい戻るのか、さらに今後保険適用される可能性についても解説します。
医療費控除ではいくら戻る？1年間に支払った医療費から10万円差し引いた金額
医療費控除は、1年間に支払った医療費の合計が10万円を超えた場合に利用できる制度です。ICL手術は費用が高額なので、この条件を満たすケースが多く、控除を受けられる可能性が高いといえます。
控除額は「支払った医療費の合計 − 10万円」で計算され、その分が課税所得から差し引かれます。戻ってくる金額は所得や税率によって異なりますが、数万円から十万円前後の還付を受けられる場合もあります。高額な出費をそのままにせず、医療費控除を活用して負担を減らすことが賢い選択です。
いつか保険適用される？今のところ予定なし
現時点でICL手術は公的医療保険の適用外であり、近い将来に保険適用される見込みも示されていません。レーシックと同様に生活に必要不可欠な治療ではなく、選択的な視力矯正と位置づけられていることが理由です。そのため、費用はすべて自己負担となり、数十万円という高額な金額がかかります。
ただし、近年はICL手術の需要が増加しており、普及が進むことで制度が見直される可能性もあります。現状では制度改正を待つのではなく、医療費控除や医療ローンを利用して実際の支払い負担を軽減する方法を考えることが現実的です。
ICL手術はやめた方がいいと言われる3つの理由
ICL手術は多くの人に効果が期待できる治療法ですが、全員にとって最適な方法というわけではありません。手術前の検査が十分でないと視力が期待通りに回復しなかったり、まれに合併症が起きるリスクもあります。
さらに、全身や目の状態によっては手術自体ができない場合もあるのです。こうした要素から、一部では「やめた方がいい」と言われることもあり、メリットとデメリットを正しく理解して選択することが重要になります。ここからは、やめた方がいいとされる理由を具体的に整理していきます。
検査が不十分な場合、術後の視力が期待通りにならないことがある
ICL手術の成功は、術前の精密な検査に大きく左右されます。角膜の厚さや眼内のスペース、水晶体の位置などを正確に測定することが欠かせません。もし検査が不十分だと、自分の目に合わないレンズが選ばれ、手術後に十分な視力が得られない可能性があります。
また、細かい数値の違いが術後の見え方に直結するため、検査精度の高さは非常に重要です。費用が安いことを理由に検査を簡略化するクリニックを選ぶと、結果的に満足できない仕上がりになるリスクがあります。安心して受けるためには、丁寧に検査を行ってくれる施設を選ぶことが必須です。
手術によって、合併症を起こす可能性がある
ICL手術は安全性が高いといわれていますが、外科手術である以上リスクを完全に避けることはできません。代表的な合併症として、白内障の発症リスクや眼圧の上昇、眼内の炎症や感染症などが挙げられます。これらは発生頻度が低いとはいえ、まれに視力の低下につながることがあるため注意が必要です。
合併症の多くは早期発見と適切な治療で改善可能ですが、術後の経過観察を怠ると重症化する恐れもあります。だからこそ、手術を受ける前にリスクをきちんと理解し、術後にもしっかり検診を受ける姿勢が大切です。安全性を確保するには、経験豊富な医師を選ぶことも大きなポイントになります。
目や全身の状態によって、手術できない場合がある
ICL手術は誰でも受けられるわけではなく、目や全身の状態によっては不適応と判断されることがあります。角膜の形が特殊であったり、眼内のスペースが狭すぎる場合は、安全にレンズを入れられないため手術が難しくなります。
また、糖尿病や免疫系の病気など全身疾患がある人は、合併症のリスクが高まるため医師が手術を見送ることもあります。こうした場合はまず持病のコントロールや治療を優先し、その後に手術が可能かを判断する流れになります。適応の可否は自己判断ではわからないため、必ず事前検査と医師の説明を受けて確認することが重要です。
ICL手術ができない人の特徴
ICL手術は多くの人に適応できますが、全員が受けられるわけではありません。年齢や体の状態、目の病気の有無によっては手術が難しい場合があります。適応外と判断される代表的なケースを知っておくことで、事前にリスクを避けることができます。
未成年や妊娠・授乳中の方、眼の病気を抱えている方、術前検査のためにコンタクトを外せない方、そして重度の全身疾患がある方は、医師の判断で手術ができないことがあるため注意が必要です。これらのケースについて詳しく見てみましょう。
18歳未満もしくは21歳未満
ICL手術は視力や目の状態が安定してから行う必要があります。18歳未満では成長期の影響で視力が変動しやすく、手術をしても長期的な効果が得られない可能性があります。そのため、未成年は適応外とされるのが一般的です。
さらに、21歳未満でも医師によっては安定性を重視して手術を見送る場合があります。特に強度近視の人は、成長に伴って目の状態が変化することがあるため慎重な判断が必要です。視力矯正を検討する場合は、安定した年齢になってからの方がリスクを抑えやすいといえます。
妊娠中・授乳中の方
妊娠中や授乳中はホルモンバランスの変化により視力や角膜の状態が一時的に変動することがあります。そのため、この時期にICL手術を行うと手術後に視力が安定しにくく、期待通りの結果が得られない可能性があります。
また、術後に使用する点眼薬や内服薬が胎児や乳児に影響を与えるリスクも考えられます。こうした理由から、多くのクリニックでは妊娠・授乳中の方に対して手術を控えるよう案内しています。安心して受けるためには、出産や授乳が落ち着いてから改めて検討するのが望ましいです。
眼の病気がある方
緑内障や網膜剥離、重度のドライアイなど、眼に持病がある方はICL手術を受けられない場合があります。これらの病気があると術後に症状が悪化したり、合併症を引き起こすリスクが高まるためです。
また、眼圧に影響する病気を持つ人や角膜の状態に問題がある人も、医師が安全性を考慮して手術を見送ることがあります。ICLは目に直接レンズを入れる手術であるため、事前に病気をしっかり治療し、眼の健康状態が安定していることが前提になります。自分の状態を正しく申告し、医師と相談することが不可欠です。
術前にコンタクトレンズを指定期間はずせない方
ICL手術では術前に角膜の形や眼の状態を正確に測定する必要があります。しかし、長期間コンタクトレンズを装用していると角膜の形が一時的に変形してしまい、正確なデータが取れなくなることがあります。そのため、ソフトレンズは1〜2週間、ハードレンズは3週間以上外すことが求められます。
もしこの期間にコンタクトを外せない人は、検査結果が正確に出ず、自分に合ったレンズを選ぶことが難しくなります。結果として手術の安全性や効果が低下するため、指定された期間は必ず守ることが大切です。
重篤な糖尿病など、全身疾患がある方
ICL手術は目の手術ですが、全身の健康状態も大きく関わります。重度の糖尿病や自己免疫疾患、血液の病気を持っている場合は、感染症や合併症のリスクが高まりやすいため、医師が手術を見送ることがあります。
また、全身疾患があると術後の回復に時間がかかることもあり、十分な効果が得られない場合もあります。持病を抱えている人は、必ず主治医と眼科医の両方に相談し、リスクを理解したうえで適応の可否を判断することが欠かせません。
ICL手術で失敗！？後悔しないためのポイント
ICL手術は高額なうえにリスクも伴うため、事前の準備や術後のケアを怠ると「やらなければよかった」と感じることもあります。こうした後悔を避けるには、適応検査を丁寧に受け、信頼できる医師を選び、手術のリスクや限界を正しく理解することが大切です。
さらに、術後のケアを徹底し、必要に応じてセカンドオピニオンを利用するなど、多角的な対策をとることで失敗を防げます。費用や時間を投じるからこそ、慎重な準備が欠かせません。そこで、後悔を防ぐために意識すべきポイントを順に紹介します。
事前の適応検査をしっかり受ける
ICL手術を成功させるためには、術前の適応検査を丁寧に受けることが欠かせません。角膜の厚さや形、水晶体の位置、眼圧などを詳しく調べ、自分の目に最適なレンズを選ぶ必要があります。検査を簡略化してしまうと、術後に視力が十分に改善しなかったり、トラブルを招くリスクが高まります。
信頼できるクリニックは検査に時間をかけ、患者さんごとに細かくデータを確認します。安心して手術を受けるためにも、検査を軽視せず、納得できるまで説明を受けることが大切です。
信頼できる医師・クリニックを選ぶ
ICL手術は高度な技術が求められるため、医師の経験やクリニックの実績が結果を大きく左右します。症例数が豊富で専門知識を持つ医師なら、リスクを最小限に抑え、術後のトラブルにも的確に対応してくれる可能性が高まります。
また、新しい検査機器を導入しているか、スタッフの説明が丁寧かどうかも重要な判断材料です。費用だけでクリニックを選ぶのではなく、安全性や信頼性を重視することで、長期的に安心できる結果につながります。
手術のリスクや限界を正しく理解する
ICL手術には大きなメリットがありますが、どんな治療にもリスクや限界があります。視力が必ずしも理想通りになるとは限らず、老眼や将来の眼病を防ぐこともできません。これを理解せずに受けてしまうと、結果に不満を感じて後悔する可能性があります。
事前に医師からリスクや限界について詳しく説明を受け、自分自身でも納得してから手術に臨むことが大切です。効果だけに目を向けず、デメリットも含めて理解しておくことが失敗を避ける第一歩になります。
術後のケアを怠らない
ICL手術は無事に終わっても、術後のケアをしっかり行わなければ効果を十分に得られません。定期的に検診を受けることで、合併症や視力の変化を早期に発見でき、トラブルを防ぐことが可能です。また、処方された点眼薬を正しく使用し、感染予防を徹底することも欠かせません。
さらに、強い衝撃を与えるスポーツや目をこする行為は回復の妨げになります。医師の指示を守り、生活習慣を整えることが視力の安定につながります。術後の数週間を丁寧に過ごすことで、安心して快適な視力を得られるのです。
セカンドオピニオンを活用する
手術を受けるかどうか迷ったときや、クリニック選びに不安があるときは、セカンドオピニオンを利用するのが効果的です。別の医師から意見を聞くことで、自分では気づかなかった選択肢やリスクを知ることができ、判断材料が増えます。
特に高額な費用がかかるICL手術は、一度決断すると簡単にやり直せません。だからこそ、複数の視点を取り入れることが後悔を防ぐ手段になります。安心して決断するために、時間を惜しまず他院の意見も参考にすることをおすすめします。
ICLの手術費用に関するよくある質問
今後、ICLの手術費用は安くなる？
現時点ではICL手術の費用が大幅に下がる見込みはありません。ICLレンズは一人ひとりの目に合わせて作られるオーダーメイドであり、高度な技術や設備を必要とするため、コストを削減するのは難しいのが現状です。
ただし、国内での普及が進めばクリニック間の競争によって価格がやや下がる可能性はあります。また、新しい技術が開発されれば、より安価に提供される未来も考えられます。とはいえ、すぐに劇的に安くなることは期待できないため、医療費控除やローンを活用して負担を調整するのが現実的です。
ICLの手術で医療ローンは使える？
多くのクリニックでは、ICL手術費用を分割で支払える医療ローンを利用できます。これにより、一度に50万円以上の金額を用意する必要がなくなり、毎月一定の金額で計画的に返済できる点が魅力です。
ただし、医療ローンには金利や手数料が発生するため、総支払額は現金一括払いより高くなるのが一般的です。契約前にはシミュレーションを行い、無理のない返済計画を立てることが重要です。ローンを使えば手術を早めに受けられますが、返済負担を長期的に背負う点は理解しておく必要があります。
ICLの手術は痛い？
ICL手術は点眼麻酔を使用して行われるため、手術中に強い痛みを感じることはほとんどありません。多くの人が「少し押されるような感覚があった」「異物感を覚えた」程度で済みます。手術時間も短く、片目で15〜20分程度と負担が少ないのが特徴です。
ただし、術後は一時的にゴロゴロ感やかすみ目が出ることがあり、人によっては光がにじんで見える症状も起こります。これらは数日から1週間程度で落ち着くことが多く、医師の指示に従ってケアを行えば大きな問題にはなりません。
ICLの手術後、どれくらいで視力が回復する？
多くの人は手術翌日から視力の改善を実感できます。特に軽度の近視や乱視の場合は、数日以内に視力が安定し、日常生活に支障がなくなるケースが多いです。一方で、強度近視や乱視が強い人は安定までに1〜2週間かかることもあります。
視力の回復速度は個人差があり、術後のケアや生活習慣にも左右されます。医師の指示を守って点眼薬を使用し、定期検診をきちんと受けることが安定につながります。焦らず時間をかけて回復を待つことが大切です。
ICLの手術で老眼も治る？
ICL手術は近視や乱視を矯正する方法であり、老眼を治す効果はありません。老眼は加齢により水晶体の柔軟性が失われ、ピント調節機能が低下することで起こります。ICLは眼内にレンズを入れる手術ですが、老眼の根本的な原因を改善するわけではないのです。
そのため、40代以降にICLを受けた人でも、老眼鏡が必要になる可能性は残ります。老眼の対策を希望する場合は、別の治療法や多焦点レンズとの併用を検討する必要があります。ICLは老眼対策ではなく、あくまで近視や乱視の矯正に特化した治療と理解しておきましょう。
まとめ：ICL手術は保険適用外！ 医療費控除を利用して負担を抑え、入念な事前検査でリスクを回避しよう
ICL手術は角膜を削らずに視力を矯正できる新しい方法で、強度近視や乱視の人にも対応できるのが大きな魅力です。しかし、費用は両目で45万〜80万円と高額であり、公的保険の対象外です。そのため、自己負担を前提に資金計画を立てる必要があります。
ただし医療費控除の対象になるため、確定申告を行えば税金の一部を取り戻すことが可能です。さらに、術前検査を丁寧に受け、信頼できる医師を選ぶことでリスクを最小限に抑えられます。費用と安全性の両方を考え、自分に合った最適な判断を下しましょう。
