最速の眼瞼下垂症手術(両眼:30分)はダウンタイムも少ない。
眼瞼下垂症手術を受けることを検討される際に気になることは、
- 手術が痛いのか??
- ダウンタイムに時間がかかるのでは??
- 術後の結果に満足できるのか??
だと思います。
この3つを解決するための大事な要素として、私は手術時間の短さだと考えます。
最近の当院の手術時間は、片眼15分ほどです。つまり、両眼で30分程度です。
尚、出血がすくなければ、30分を切ることもあります。
一般的な眼瞼下垂症手術の所要時間は、概ね両眼で1時間〜2時間だと思います。
ちなみに、下の写真は、先日、浜松労災病院でおこなった手術ですが、
麻酔時間が34分で、手術時間は、ダイオードの関係で、分の単位が消えてますが・・・
麻酔時間の34分よりも短い時間で終了しております。
このことが、何を意味するのかといいますと、
①手術時間が短いということは、手術中に麻酔が切れにくいと言えます。
言い換えれば、1時間ほど(早いと30分ほど)で切れてしまう局所麻酔が効いている時間内で手術が終わります。
結果として、手術中に痛みで苦労することがなくなります。
②ダウンタイムの長さは、手術時間の長さに比例いたします。単純に、手術に時間がかかれば、その分、余計な負担を組織に与えてしまい、組織の炎症が強くなり、結果として、腫れてしまいます。
術中に腫れれば、腫れるほど、ダウンタイムが長くなってしまいます。
③当院は、手術中、デザインが決まった段階で、手鏡を使って、ご自身で確認をすることができます。(必ず、確認していただいております。)
それも、手術が始まって、20分ほどで両眼のデザインが決まりますので、ほとんど腫れてないような状態で確認をしていただけます。
術中に確認されたデザインが術後の完成のデザインに、近いので、よっぽどのことがなければ、ズレもありませんので、結果として、
術後のデザインの不味さ(形の問題、左右差の問題)が起こることが、相当に少なくなります。
④当院の眼瞼下垂症手術は、30分という短さではありますが、内容を少なくしたりは致しません。
たとえば、皮膚切除、眼輪筋切除、ファシア剥離、脂肪切除、眼瞼挙筋腱膜のタッキングなど、必要な内容は全て行います。
もちろん、必要にないことは行いませんが・・・デザインを決める際にも、手術顕微鏡を使い、mm単位以下のオーダーで左右差を調整したりしております。
当院は、常々、手術のスピードを早くするために出来ることを10年以上研究してきました。
しかしながら、いくら手術が早くても、正確性のない雑な手術では意味がないからです。正確性と丁寧さに配慮をしつつ、手術を早くすること。
そのために出来ること・・・・・最速の眼瞼下垂症手術を極め尽くしていきたいと思います。