高田院長の眼瞼下垂症ブログ

失敗しない眼瞼下垂症手術ための眼瞼下垂専門医である私の手術の流儀!!


2021/2/16 記事内容を更新


impossible

私、失敗しないから・・・・」と、米倉涼子さんが演じる天才外科医の有名な決め台詞があります。医師としたら、こんな台詞を吐くことは通常できませんが・・・・。

術者の能力のベンチマークとして、大事な要素として、再手術率があると思います。

どんな手術でも、一回の手術で、魔法のように完璧に直してしまうことが理想だと思いますが、どうしても、手術の結果、思わしくなく、その問題点を解決するために再手術を行わなければならない場合もあります。

当然、計画に基づいた再手術を前提とした手術もあるかと思いますが、通常は、侵襲性のある手術ですから、一回で終わることが、当然の前提だと思います。

普段、自分自身、失敗しないと思って、眼瞼下垂症手術をしております。

眼科医となり、眼瞼下垂症手術を始めてから15年以上、工夫に工夫を重ねて、失敗する要素を削り落とすようにしてきたので、その自信を持つことに至るようになりました(あくまで、個人的な自信っていう意味です。)。

当院の眼瞼下垂症のRe-Ope率(再手術率)は、数パーセントです。

当院は、上手く行ってなければ、3ヶ月を待って、患者さんの希望を踏まえて、全員、再手術をさせて頂いておりますが、他院のリオペという特殊な条件がない前提で言えば、数えるほどしか、ありません。

眼瞼下垂症手術において、こちから自分の手術の後始末を他院に紹介し、お願いすることもありません。

もちろん、自主的に行かれることは可能性として存在しますので、実際に数件ですが、他院から情報提供を求められることがございます。(その場合も、大抵が他院修正の症例で、どちらかと言えば、ドクターショッピング的な性質の患者様が多いと認識しております。)

このように、当院が眼瞼下垂症手術に自信があるのは、いろいろと秘密があります。

①手術時間を可能な限り、短くする工夫

当院の眼瞼下垂症手術は、両眼で、概ね30分~40分程度で終わります。

これだけ、短い時間で行うには、出血を最大限抑え、手術の所作も、無駄なく、正確に行うことに集中しているからだと思います。

手術時間を短くするために、雑に手術をするわけではありません。

むしろ、緻密に丁寧にしないと出来ません。手術が早いだけで、内容に?(ハテナ)が付く手術ではいけません。

瞼をキチンと綺麗に上げるためにすべきことを全てやりつつも、早く終わらせるということに価値があると思います。

②術中の結果確認を患者さん本人にキチンと行っていただくというルール


当院では、眼瞼下垂症の手術の途中で、概ねデザイン的な要素が完成したら、患者さん本人に鏡を手に取っていただき、きっちり、左右差などが全くないことを確認していただきます。

その確認をもって、皮膚を縫合することになります。

このためには、手術中に、瞼が腫れてないことが前提になります。

デザインが確認できないぐらい腫れてしまうようであれば、見せられません。それは、ご本人の不安が増えるだけですからです。

つまりは、必ず確認をして頂くこと前提にできるぐらい腫れさせない自信があります。

術中の腫れが少なければ、当然、術後のダウンタイムも少なくなります。

③良い手術結果を出すための数々のテクニックの積み重ね


当院では、麻酔一つとってみても、麻酔の量は、必ず、左右で使う量が均等になるようにしてますし、使う麻酔の量も極力絞ります。
先に述べたように、手術時間が短いですので、術中の予定外の麻酔の追加は行いません。

麻酔をするということは、液体を注入することですので、膨れます。そうすると、デザインの差が出る原因となるからです。

そして、左右の差を微調整するためにオリジナルで考案した特殊な縫い方をすることで工夫してます。

そして、その縫い方をすることで、三角目(テント状態)になることも防ぐことができると考えてます。

④症例ごとに手術内容を工夫すること


延べ、軽く1万件以上という手術経験から分かるように、多くのバリエーションの症例に対して手術を行っております。

眼瞼は、個人差、個性ともいうべき、非常に多くのバリエーションがあります。

皮膚の余剰の量、眼輪筋、眼窩脂肪のボリューム、眼瞼挙筋の筋力、組織における筋張りの度合い、患者さんの性格・・・など様々な個性・・・バリエーションがありますので、症例ごとに、手術内容を合わせ込んでいかねばなりません。

ただ、自分の中では、自然で綺麗な眼瞼になるためのカタチがあるので、それに左右差がないように寄せていく感じです。

つまり、個性という名の異なる出発地点から、理想の状態という同一の目的地に向かうイメージです。

そうすることで、単純な画一的な内容の手術ではなく、画一的な手術結果が出るように意識しております。

今は亡くなれてしまいましたが、恩師の二木裕先生の教えを踏まえて、独自に眼瞼下垂症手術を工夫し続けて、今に至っております。

今では、二木先生がされていた手術とは、全く異なる手術内容になってはおりますが、本質の考え方はブレておりません。

当然、個人的には最高の手術が出来ていると考えております。

その自信があるからこそ、失敗しない(と思って)手術が出来ているのだと思います。

眼瞼下垂症の左右差の失敗を防ぐ工夫のタイトル画像

眼瞼下垂症手術で左右差の失敗がないようにするために、高田眼科がこだわってること。

今回の記事ついて、もっと深く掘り下げた記事になります。参考になりますので、是非読んでみてください。

執筆した医師

高田眼科 院長 |ひとみ眼科 眼瞼手術担当医師
高田 尚忠(たかだ なおただ)
所属学会:日本眼科学会、日本形成外科学会、日本眼形成再建外科学会
岡山大学医学部卒業後、横浜形成外科の二木 裕 先生を師事。 郡山医療生活協同組合 桑野協立病院などの様々な医療機関を勤務し、 現在は高田眼科の院長を務める。 眼科医と形成外科医の知識と、これまでの豊富な眼瞼手術の術者としての経験をもとに、年間1000件超える眼瞼下垂症手術を手がけております。

執筆した医師
高田 尚忠

高田眼科 院長
ひとみ眼科 眼瞼手術顧問
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