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職人の仕事なかに、眼瞼下垂症手術の真髄を観る@眼瞼下垂治療センター

Dr.髙田

アイキャッチ画像出典:http://www4.nhk.or.jp/ippin/

毎週楽しみで視聴している番組 BSプレミアム 毎週火曜 午後7時30分放送の 「イッピン」という番組がありますが、皆さんは、ご覧になられたことはありますでしょうか?

この番組は、日本が誇る職人の高度なワザを生かした工芸品の生産現場に焦点を当てた番組です。

毎回毎回、様々な職人さんが、それぞれの作業においてのコツを単純に紹介するだけでなく、科学的にも分析されており、その内容は、自分の手術手技への工夫にも繋がるタメになる番組なので、毎週欠かさず観ております。

職人という仕事には、直ぐには真似のできない高い技術力だけでなく、不良品を出さない安定した生産技術も大事だと思います。

そこに至るには、長年、同じ作業を繰り返し続け、何十年、ときには、何世代にもわたり、長い時間をかけて、培われたコツの積み上げだと思います。

私は、お陰様で、眼瞼下垂症手術を長年、毎日のように行っておりますが、手術中は、新しい何かを発見しようと常に集中しております。

漫然と流れ作業のように手術しているようでは、発見はありません。

安定した手技は、安定した結果をもたらしますが、人間の手作業による手術は、僅かながらに日々ぶれます。

その僅かなブレによる僅かな結果の差を経験として蓄積することで、新しい発想が生まれます。

その発想を試してみて、その結果を検討することで、手術は進化すると思います。

年間900件という手術を行っている現在、当然に着実に上手く、そして、安定感がある手術が出来ていると思います。

手術手技においては、大きなブレークスルーはありませんが、だからこそ、安定を重視した保険診療だけではなく、保険診療の枠を超えた、より満足度の高い手術を試みたいと思っております。

そのことについては、次のブログ記事で説明したいと思います。

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