高田院長の眼瞼下垂症ブログ
眼瞼下垂症手術のこぼれ話 その6@浜松の高田眼科
3ヶ月前に、目の充血を相談に来られた患者様のお話です。
この患者様は、充血と眼の痒みを主訴で初めて当院を受診されました。
それは、アレルギー性結膜炎ということで、診断は容易であり、点眼加療ということで様子を見ることとなりました。
ただ、目の二重がかなり不自然で、挙筋短縮術での術後であるというのは、容易に分かる状態でした。
それは、眼瞼の中央部だけが挙がっている状態の不自然な二重であり、しかも、眼窩脂肪を取り除いてあるのですが、
中央だけで引き抜かれているので、いわゆる、鉄アレイみたいな瞼になっており、無残な状態でした。
ここまで酷い術後は、あまりお目にかかりません。
当然、その点に話が自然と及び、修正をさせて頂くこととなりました。
全力で良い結果が出るようにさせて頂きます。
私は、この挙筋短縮法が好きではありません。理由は、審美的な感覚で言うと、挙筋腱膜前転法に劣っていると考えているからです。
確かに、眼瞼の挙上させる力は、大変、優れたモノでありますが、その代わり、挙がり過ぎるので、逆に、不自然になるのです。挙筋腱膜を短縮させる過程で、眼窩脂肪の摘出を行うケースが多いですが、この脂肪除去でのトラブルも問題となります。
今回は、
CATEGORYカテゴリー
RECENT POSTS最近の投稿
ARCHIVE月別アーカイブ
-
2022年 (9)
-
2021年 (7)
-
2020年 (23)
-
2017年 (3)
-
2016年 (76)
-
2015年 (21)
-
2014年 (19)
-
2013年 (17)
-
2012年 (25)