眼瞼下垂の体験談

眼瞼下垂の体験談 Vol.7

◼︎気づいたきっかけ

私は生まれたときから左目が眼瞼下垂ですが、右目はそうではないので、特別に見づらい、暗い、視野が狭いなどを感じることはありませんでした。
小学校入学直前、母から「手術してみる?」という話があり、まだ幼い私は手術というと大変恐ろしいものに思え、そして特に困っているわけでもなかったので、「このままで大丈夫」と答えた記憶があります。幸いそんなに重症ではなかったので、急いで手術をしなければならないという状態ではなかったそうで、両親と先生とで相談し、手術は先送りにされたのでした。
小学校に入学すると、眼瞼下垂のことも忘れてしまうぐらい毎日が楽しく充実していました。この頃は周りの友達にも恵まれていたのだと思います。しかし、高学年になるとやんちゃな男子に「おい、ちゃんと目を開けろよ。授業中に眠っちゃだめなんだぞ」などと、からかわれるようになりました。自分ではまったく眠くないのですが、周りからそう見えるのかと軽い衝撃も覚えました。それでも、そのようなからかいに屈する私ではなかったので、言い返したり気にしないようにしたり過ごし、中学、高校も眼瞼下垂だからといって特別困ることはなく、それまでと変わらず、普通の学生生活を送っていました。

◼︎手術後は明るく

そんな私が手術を決意したのには理由があります。社会人となり、メイクをするようになり、おしゃれに興味が出てきたからです。毎朝鏡を見てメイクをするときに、これまであまり気にならなかった眼瞼下垂がどうしても気になるようになってきました。しかも、右目は二重なのに、左目は眼瞼下垂のせいで重たそうな奥二重(もう二重かどうかもあやしい)。アイメイクに気を遣っても、全く意味がありませんでした。メイクがしたいのに鏡を見るのが怖くなってしまったのです。
そこで幼少時からお世話になっている先生に相談し、手術の説明をしていただきました。二重がはっきり見えるようにしてほしいとお願いし、挙筋腱膜を瞼板に固定して短くし、黒目が見えるようにしよう、と言われました。
終わってみるとあっという間でした。小学校入学前にやっておけばよかったと思いましたが、自分で納得して手術できたので、幼い頃の私に相談してくれた両親には感謝しています。
1週間後には抜糸をし、1ヵ月後にはほとんど腫れが引きました。アイメイクのし過ぎは、まぶたにとってよくないらしいので、注意しながら楽しんでいます。同僚にも「雰囲気が明るくなったね」と言われ、毎日が本当に楽しくなりました。

J.Tさん(24歳)

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